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「怪我をしない権利を争奪するために闘争する」

建設労組、「電気員労働者の闘争を全国的に拡大させる」

ムン・ジュヒョン記者 2011.08.04 10:26

東全州入り口の韓電鉄塔座り込みから2日目になる8月3日の午前10時、建設労組 全北本部はリュ・ヨンピル本部長とチョン・グァンス民主労総全北本部長がハ ンストをしている韓国電力全北本部前で約200人の電気員労働者を集めて決意 大会を開いた。

[出処:チャムソリ]

この席でリュ・ヨンピル本部長は「死なず、怪我しない権利を勝ち取るために われわれは集まった」とし「労働を始めて、多くの現場で労働者の仲間たちが 死んでいくのを目撃した。私が身を置いているダンプ、土木の現場でも多くの 労働者が現場で命を失った。しかしこの二か月間、電気員労働者が語る現場を 聞くと、恐ろしい気勢が私を襲う」と電気員労働者の現場がいかに危険なのかを 強調した。

続いて「高圧でも、低圧でも、触れば人が死ぬのは同じだ。死ななくても肉が 裂ける。私が会った労働者が4人のうち3人が負傷の経験があった」とし「こん な人生は嫌だ、人間らしい幸福を享受しようと20年前に労組を作った。数か月 の闘争の末に賃金団体協議を成功させた」と電気員労働者になぜ労働組合が 必要なのか、賃金団体協議の重要性を説破した。

建設労組全北本部は「今年のはじめから配電業者44か所が団体交渉を引き延ば し、既存の団体交渉を否定するのは、金に目がくらんだ社長たちの悪だくみだ」 とし「生きるために労組を作った、生命の保護のために団体協約を結ぶ行為が 利己的だと批判するのなら甘受する。いや、むしろ配電業者社長の労組弾圧は 危険な配電現場で労働する労働者の生より金を優先する利己的な行動」と糾弾した。

労働組合が本当に自分の命である人々

午前11時、韓国電力全北本部での簡単な決意大会を終え、電気員労働者約200人 は直ちに電気員労働者が高空籠城中である東全州入り口の韓電鉄塔前に向かった。

そこでマイクを持ち、コ・ヨンギ建設労組支部長とアン・ソンス南原電気員労組 支会長の話を耳をすませて聞いた。

[出処:チャムソリ]

高空籠城二日目のコ・ヨンギ支部長は「ここは風が強く太陽の光を避けられず、 とてもつらい。しかし今日の韓電集会を終えてここに駆け付けた仲間たちと会 い、力がわく」と話し、「電気員労働者が、高圧送電塔で座り込みをするとい うことは、それだけ切迫しているという意味だ。私たちの一当百の精神で闘争 を続けよう」と叫んだ。

約20万ボルトの電気が流れる送電塔は、電気員労働者が労働をする時も特に 注意を払う所だ。

ある電気員労働者は「あそこに上がった二人は誰よりも電気をよく知っている 人たちだ。何も知らない人は簡単に上がれるかも知れないが、彼らはその危険 をよく知っているので、多分夜も簡単に眠れないだろう」と心配した。

[出処:チャムソリ]

一方、建設労組は10日、中央執行委員会を開いて全北電気員労働者の闘争を 全国的な闘争に拡大することを決める方針だ。(記事提携=チャムソリ)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-08-06 03:14:26 / Last modified on 2011-08-06 03:14:29 Copyright: Default

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