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現代車非正規職、良才洞本社前5日間野宿闘争に突入

「上京闘争は難しかった。だが皆が望んだ」

ユン・ジヨン記者 2011.02.26 01:17

現代自動車蔚山非正規職支会の組合員たちは2月25日、良才洞現代起亜車本社前 で5日間の野宿闘争に突入した。この日の午後、ソウルに来た90人ほどの組合員 たちは、午後7時、本社前で闘争文化祭を行い、5日間の闘争の開始を知らせた。

「上京闘争は難しかった。だが皆が望んだことだ」

2月23日の臨時代議員大会で決めた5日間の上京闘争は、時間的にも差し迫って いるため憂慮する声も高かった。そのため組合員たちは、難しく決めた闘争だ けに、大きな成果を残さなければと口をそろえた。

シート1部のキム・ウンヒョ代表は「今回の5日間の良才洞上京闘争は苦しい中 で始めるが、私たちの闘争は終っていないことを知っていたから可能だった」 とし「苦しい中でも、これを突破する闘争にするために上京闘争を組織して、 計画する」と述べた。

第2工場のイ・ジナ代表も「私たちが2派ストライキを話すとすぐ、使用者側は あらゆる暴力を行使し始め、現場は難しくなった」とし「今、上京した組合員 の相当数も1派ストで解雇や懲戒を受けた仲間たち」と説明した。続いて彼は 「現場は苦しくても、私たちがソウル市良才洞の鄭夢九が見ている前でさらに 力強く戦う姿を見せ、蔚山の仲間たちとまた力強く闘争を展開していきたい」 と伝えた。

今回の闘争文化祭は、現代車非正規職支会の組合員たちを含む連帯団体の会員 約200人が席を守った。彼らは座り込み期間の間、文化祭を始めとして集中集会 と宣伝戦などを続ける方針だ。まず26日、市民宣伝戦と共に午後3時ソウル駅前 で集中集会を開く予定だ。

特に、26日には牙山非正規職支会組合員150人と全州非正規職支会組合員200人 が参加する予定だ。蔚山非正規職支会組合員の一部も26日の上京闘争に結合す る。労組は、蔚山と牙山、全州支会の組合員が闘争に結合するだけに、闘争の 動力が強まると期待している。

イ・ウンファ非対委員長、「闘争動力に変わりはない」

1月25日、組合員が瑞草署前の集会申告闘争で勝ち取った5日間の上京闘争は、 労組が強調してきた2派ストライキ突入の重要な原動力だ。当初から、労組は 千人隊伍の5日間の野宿闘争は、2派ストライキ突入の開始と期待していた。

しかし、2月21日に広がった組合費流用の波紋で執行部が全員辞任し、労組は 23日の臨時代議員大会で非常対策委を構成した。またこの日、支会はこれまで 確定していなかった上京闘争案も全員一致で決めた。だが、急迫した闘争日程 と労組幹部への組合員の信頼問題は、多くの憂慮をもたらした。

これについてイ・ウンファ非対委員長は「指導部への組合員の不信は静まって いる状態」とし「特に、事件が起きてすぐ非常対策委を構成し、安定して運営 しているので、混乱した状況ではない」と伝えた。

だが、上京闘争の動力が当初の期待に満たないことについては、現場の困難を 吐露した。イ・ウンファ非対委員長は「今まで解雇者が70人、懲戒者が320人に のぼり、現場では使用者側が多くの懲戒を乱発している」とし「また解雇者と 懲戒者の空席にこれまでの解雇者を雇用する話すなど、組合員の離脱行為もあ おっている」と説明した。

続いて彼は「事実、今回の上京闘争に多くの仲間が参加できない理由も、もし ここで不祥事が発生すれば、身分が保障されないという不安な気持ちが大きい ため」と述べた。

だが彼は2派ストライキのための組合員の動力には異常がないと強調した。イ・ ウンファ非対委員長は「動力が死んだと思わない理由は、蔚山の組合員たちが 今回の上京闘争に相当な支持を示したため」とし「また8項目の要求を絶対に 勝ち取るという組合員の立場は変わっていない」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-02-26 23:35:54 / Last modified on 2011-02-26 23:36:00 Copyright: Default


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