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キム・ジンスク指導委員、病院で警察調査

キム・ジンスク委員が疲労を訴え、韓進重支会と警察が病室での調査に合意

ウ・ヨンヘ記者 2011.11.12 01:06

長期間の高空籠城で心身の疲労を訴えているキム・ジンスク指導委員が、病院 で警察の調査を受ける。

▲10日夜に入院手続を終えて病室に入室したキム・ジンスク指導委員

11月10日、309日間の85号クレーン籠城を終えて降りてきた民主労総釜山地域本 部のキム・ジンスク指導委員は、すぐ釜山東亜大医療院に運ばれて入院した。

総合検診を受けて入院したキム・ジンスク指導委員は11日の午前、2次検診を受 け安静にしている。金属労組釜山梁山支部(以下 釜梁支部)によれば、キム指導 委員は腰ディスクと関節炎などが続き、長い高空籠城で胃腸炎に苦しんでいる という。またキム指導委員は疲労の累積と精神的ストレスで安定が必要な状態だ。

キム・ジンスク指導委員の保護者のファン・ミラ氏は、10日の病院搬送過程に ついて「昨日、正門から救急車に乗ったが、初め警察が一緒に乗るとは知らな かった。キム指導委員と私、そして鄭東泳議員の順に乗ったが、私服を着た女性 2人が鄭東泳議員におりろといった。後でこの二人が婦人警官だと知った」と 説明した。

続いて彼女は「事前に警察は保護者に何も説明しなかった。後で車の中で抗議 すると、文書を見せて読めといった。警察が当惑するから後で理由を説明しよ うと言ったが、とても納得できず拒否した」と話した

東亜大医療院周辺と病室門の前には10日から現在まで私服警察が配置されてい る。病室の前には警察約10人が常駐して状況を注目している。

▲10日夜、病室の前に待機する警察と韓進重組合員

釜梁支部の関係者は11月11日午前の状況について「キム指導委員が午前の検診 を受けるために移動すると、警察20人が検診を受ける所にも集まり、ストレス を加重させている」と警察を批判した。

キム・ジンスク指導委員はからだの痛みと疲労を訴えている。だが、病院側は 午後に退院するための手続きをするよう通知した。

釜梁支部の関係者は「病院は午後に26日分の処方薬を調剤して持ってきて、労 組が退院手続きをしていると説明した」とし、「すぐ韓進重事務長に確認した 結果、全くそんな事実はなかった。どうやら警察が病院を圧迫し、退院を推奨 しているようだ」と話した。

韓進重支会と釜山梁山支部はすぐ警察側と協議し、午後4時30分から面会者が 病室を出て弁護士の入室の下で警察の調査をすることに合意した。

今回の警察の調査は『建造物侵入』、『業務妨害』等への認知捜査で進められ るものと見られる。会社側がこれまで『キム・ジンスク指導委員は韓進重職員 ではない』と主張したことに対して、キム指導委員の高空籠城が正当なストラ イキの過程だったかどうかを警察が調査をするものと見られる。

だが韓進重支会は『キム・ジンスク指導委員は韓進重組合員だ』と主張しており、 攻防が予想される。

また、今回の労使合意の過程でキム・ジンスク指導委員への『民事訴訟1億5千』 と会社側が『建造物侵入、業務妨害、仮処分退去拒絶』等について告訴告発の 全てを取り下げたため、警察の捜査に影響がありそうだ。

一方、10日にキム・ジンスク指導委員と共に137日間の85号クレーン中層での座 り込みを終えて降りてきたパク・ソンホ韓進整闘委共同代表とパク・ヨンジェ、 チョン・ホンヒョン組合員は、病院で検査を受けて警察に自主的に出頭した。 彼らはパク・ソンホ、チョン・ホンヒョン組合員は釜山鎮警察署、パク・ヨン ジェ組合員は釜山西部警察署で調査を受けている。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-11-12 13:59:44 / Last modified on 2011-11-12 13:59:45 Copyright: Default

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