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ユソン企業労働者家族、会社との面談不発

会社「手続き通りの懲戒と解雇...家族と面談する理由はない」

シム・ヒョンホ記者 2011.11.01 16:09

会社の大量懲戒で苦痛を訴えている金属労組ユソン企業支会組合員の家族が 牙山工場を訪れ、社長との面談を要求したが拒否された。

ユソン企業支会家族対策委員会(以下 家対委)の会員約10人は、10月31日午前 11時30分にユソン企業牙山工場正門でプラカードを持ち、社長との面談を要求 した。彼らが工場の前で面談を要求するのは9月からもう4回目になる。

この日、会社は用役警備を動員し、家対委の会員を工場正門から中に入れなかった。 またいつものように、用役警備が本館の屋上からビデオカメラで現場の状況を 録画していた。家対委の会員と用役警備の神経戦が行き来したが、衝突はなかっ た。家対委の会員が工場内に入らず、外で面談だけを要求するという意思を明 らかにしたためだ。

だが会社は信じられないのか、工場正門を車が通る時、極度に緊張していた。 家対委の会員が警備室のトイレを利用するため、一人ずつ順番に使用すること を要求した。

これに家対委会員は「面談しに来たのに、入れることもせず、なぜこんなに 緊張して私たちを防ぐのか」とし「会社が堂々としていないから私たちに 会えないのだ」と怒った。

ユソン支会家対委のパク・ジュンヨン委員長は「社長の立場としては、ひとま ず解雇してみようというつもりだったのかもしれないが、不当懲戒の当事者と 家族は血の涙を流し、心的苦痛が強まっている」とし「相互の対話で、これ 以上、血の涙を流す家族を出してはならない」と指摘した。

また「反倫理的で手続きもちゃんと守らずに懲戒し、家族との面談もしない ユ・シヨン社長を見て怒らざるをえない」と強調した。

一方、会社の関係者が工場正門の前での家対委との対話で「手続き通りの 懲戒と解雇なので、会社としては家族と面談する理由がない」と語り、組合員と 家族の怒りをかった。

金属労組ユソン企業牙山嶺東支会は、使用者側の懲戒で大きな混乱の中にある。 10月18日、組合員106人に対する1次懲戒委の結果、23人が解雇され、残りの 組合員全員にも停職、出勤停止、譴責処分が下された。また、2次、3次懲戒委 で、すべての組合員の懲戒委を終えた。しかし解雇を決める過程で使用者側が、 労働側の懲戒委員を強制的に退場させ、不当解雇と指摘されている。(記事提携= メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-11-02 02:04:47 / Last modified on 2011-11-02 02:04:48 Copyright: Default

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