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「故パク・ジョンテ烈士の意に続いて総力闘争に突入」

民主労総闘争指針1号、貨物連帯は闘争本部に転換

アン・ボヨン記者 coon@jinbo.net / 2009年05月06日12時10分

民主労総と汎進歩団体が故パク・ジョンテ氏死の意志を受け継いで「労働基本権 争奪と非正規職撤廃、民主労組弾圧粉砕」の総力闘争に突入すると宣言した。

▲午前11時民主労総会議室で民主労総と汎進歩団体は故パク・ジョンテ氏を賛え「労働基本権保障、非正規職撤廃、民主労組弾圧粉砕」記者会見を行った。

5月6日午前11時、民主労総1階の会議室で、民主労総と民主労働党、進歩新党、 韓国進歩連帯、資本の危機に対して戦う共同闘争本部などの汎進歩団体が共に 記者会見を行い「故パク・ジョンテ烈士の死は民主労組と民衆の人生を威嚇す る李明博政権の弾圧が犯した他殺」だと述べた。

記者会見を始め、民主労総と汎進歩団体は大韓通運の労組弾圧を防ぎ全労働者 が労働三権を完全に保証されるように総力をつくして戦い抜くという立場だ。

故パク・ジョンテ氏の夫人ハ・スジン氏は「数日前に子供たちがうちの父さん はよその家のお父さんのように私たちと遊べないのかと駄々をこねたが、子供 たちにこの事実をどう話せばいいのかわからない。その上昨日は子供の日だっ たのに... それでも幸いにも、お父さんが多くの思い出を私たちに残して行っ て、ありがたい。当分はつらく苦しいが、悲しんでいるばかりではいない」と 悲痛な感情を押さえ込みながら口を開いた。

▲故パク・ジョンテ氏の夫人ハ・スジン氏

ハ・スジン氏は冒頭に本当に言いたい話という前置きをして「まともな二人の 子供のお父さんを、そして仲良かった一家庭をこんなにした錦湖資本と、それ をほう助した政府が少しでも人間の顔をした人なのなら、一日も早く現れて、 謝罪することを警告する。子供たちお父さんだったということを二人の子供が 理解する日まで、これらすべてを我慢して耐える」と力を入れて話した。

民主労総は今回の事態を「政府による民主労組運動弾圧と、労働基本権否定、 大韓通運の緻密な労組弾圧と資本を守る警察の暴力が呼んだ悲劇であり他殺」 と規定して、全組織的に総力を傾ける立場だ。

亡くなったパク・ジョンテ氏が身を置き、共に闘った宅配労働者たちは特殊雇 用労働者で、きちんと労働三権も保証されないまま大韓通運の集団解雇に対し てまだ闘争している。また貨物連帯が所属する運輸労組には労働部は労組設立 申告さえ返戻すると言い始め、問題になっている。

故パク・ジョンテ氏の死はひとつの事業場労組への弾圧と解雇から来る問題で はなく、特殊雇用労働者への李明博政権の認識と、それへの政策、そして李明 博政権になってから進められる労組弾圧に由来するというのが大方の見方だ。

イム・ソンギュ民主労総委員長も「パク・ジョンテ烈士は逆行する歴史の刀で 命を失った、パク・ジョンテ烈士は李明博政権が振り回す民衆弾圧のハンマー で命を失った、パク・ジョンテ烈士は資本と李明博政権にしっかり対応できな かったわれわれによって命を失った、これ以上、別の死がないように私たちが 団結闘争で李明博政権と新自由主義に対抗して闘い、勝利することで烈士の精 神に続こう」と話した。

故パク・ジョンテ氏は遺書に『私の死が世の中を変えるとは思いません。少な くとも貨物連帯組織が破壊されてはならないということ、無力な労働者が路上 に追い出されて43日になっても何の力も使えないのはよくないという切迫した 心情を訴えるために選択した』と残した。

民主労総と汎進歩団体は、『労働基本権保障、非正規職撤廃、労働弾圧中断、 運送料削減中断、原職復帰争奪、故パク・ジョンテ烈士対策委員会(仮称)』を 設けて共同対応するとしている。

故パク・ジョンテ氏が身を置いていた貨物連帯本部は「故パク・ジョンテ烈士 精神継承闘争本部」に転換し、民主労総も関連闘争指針1号を各加盟傘下組織に 公示するなど、対応態勢を取っている。

民主労総は5月6日と9日に大田大韓通運物流センター前で大規模な集会を開く 計画だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-05-06 21:24:01 / Last modified on 2009-05-06 21:24:03 Copyright: Default

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