ソウル警察庁がメーデーでの市庁広場の集会を不許可

先に申告された集会が10、公共安寧秩序に威嚇などを根拠

▲119周年世界メーデー民主労総ポスター

ソウル地方警察庁(ソウル市警)は、民主労総が申告したソウル市庁前の5月1日 119周年メーデー集会に対し、4月23日に不許可を通知した。民主労総は22日、 ソウル市庁広場でメーデー集会を開き大韓教育保険ビルまでデモ行進をする内 容の集会申告書をソウル市警に出した。

ソウル市警は集会およびデモに関する法律(集示法)5条1項、8条2項、12条1項な どを上げ、集会を認めなかった。集示法5条1項は、公共の安寧秩序に直接的な 威嚇をおよぼすという規定だ。

ソウル市警情報3掛のキム・デソン警緯は「暴力デモになることも憂慮してい るが、民主労総が5万人を申告したのでソウル広場には受け入れが難しく、周 辺の混雑が予想された」と5条1項適用の理由を述べた。

8条2項は、集会またはデモの時間と場所が重複する2つ以上の申告がある場合で、 すでに10の集会申告が入っているとソウル市警は述べた。12条1項は主要道路を 貫くから認められないということだ。民主労総はソウル市警の市庁広場集会の 不許可通知により、メーデー集会場所をめぐって論議を続けている。

民主労総は4月20日、幅広い市民社会団体と共に「119周年世界メーデー汎国民 大会組織委員会」を作り、各界各層が参加する汎国民大会を開くことにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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