韓国:鉄道労組ストライキ5日目 | |||||||
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「鉄道公社、対話は後まわしにして告訴告発だけ集中」鉄道労組ストライキ5日目...大統領の強硬対応の要求に対立が激化
イ・コンマム記者
iliberty@jinbo.net / 2009年11月30日15時42分
公社・警察が息を合わせて労組を圧迫...李明博大統領「妥協はない」 全国鉄道労働組合(鉄道労組)のストライキが5日目をむかえた。 鉄道労組は早期解決のために鉄道公社に無条件の対話と交渉を要求しているが、 公社は鉄道労組のキム・ギテ委員長をはじめ約180人の組合員を業務妨害で告訴 するなどの強硬な態度を曲げず、事態解決を難しくしている。鉄道労組は11月 29日、公社にまた交渉の再開を要請し、1日までに回答を要求した。 鉄道公社は忠南地方労働委員会の不当労働行為の決定にもかかわらず、ストラ イキの初日から約5400人の代替人材を投入し、組合員を告訴した。また鉄道公 社は約37億ウォンの営業損失を受けたとして、労組に損害賠償を請求する計画 だという。 鉄道公社のホ・ジュニョン社長は「適当に妥協はしない」と対話を拒否してお り、李明博大統領まで「公企業労組がストライキをするのは国民の理解は難し く、理解してもいけない」と強硬対応を注文した。 李明博大統領まで乗り出し、検察は鉄道公社が告訴した組合員を迅速に捜査し、 不法性を明らかにすると言っている。鉄道労組によれば、警察は告発当日、該 当組合員にショートメールで出席を要求するなどす早く動いている。警察は11 月30日にキム・ギテ委員長をはじめとする労組執行部15人に逮捕令状を請求す ると発表した。ストライキ翌日の27日から3回出席要求をしたが出席しなかった という理由だ。鉄道労組は「逃げる憂慮がなく、ストライキをしている点を考 慮し、召喚調査を先送りするよう要求したが受け入れられなかった」と述べた。 ▲28日には3万余人の公共部門労働者が集まり李明博政権の公共部門先進化政策を批判した。/チャムセサン資料写真 鉄道労組、人権委に緊急救済申請 そのため鉄道労組は11月30日、国家人権委員会に緊急救済申請をした。合法的 なストライキ中という正当な理由があるのに、警察が無理に捜査をしていると いうことだ。 鉄道労組は「合法的な争議行為の途中に警察庁の所属氏名不詳の警察官が出頭 要求書を正式に発行せず、携帯メールで出席を通知し、確認もせず2、3次出席 要求を繰り返して送り、逮捕令状発給を脅迫している」と説明した。鉄道労組 は「(警察と検察は)合法的なストライキを中断させる政治的な意図の下で無理 な捜査を進めることにより、個人の身体の自由を侵害している」と救済申請の 理由を明らかにした。 民主労総もこの日の午前、記者会見を開き、李明博政権の鉄道労組弾圧中断を 要求した。 民主労総は李明博大統領が「ストライキをする公企業労組と妥協するな」と言っ たことに「事実なら大統領が違法行為を助長する深刻な発言」と反発した。民 主労総は「憲法には団体行動権をはじめとする労働基本権がはっきり明示され ており、鉄道労組などのストライキは法的手続きによって進められる合法スト ライキ」とし「憲法を守る責任を持つ大統領が、超憲法的発言をした形だ」と 批判した。 民主労総は「ホ・ジュニョン社長が赴任してからやった仕事は、労組弾圧以外 には何もない」とし「警察はチョン庁長が社長の鉄道公社が告訴告発をすると、 当日召喚状を送り、正当なストライキに介入する水準を越えて『自分の家族を 助ける』典型を見せている」と指摘した。民主労総は李明博大統領に公共機関 先進化と公企業労使関係問題をめぐり公開討論の提案もした。貨物連帯は代替 輸送を拒否すると発表した。 「公社はKTX運行だけに集中、市民不便を加重」 一方、鉄道公社がムグンファ号とセマウル号の運行を大幅に減らし、KTX運行だ けに集中しており、市民の不便は加重している。鉄道労組の合法ストライキに よる必須維持運行率は、KTXが55%、セマウル号とムグンファ号は60%台で維持 することになっている。しかし公社はKTXに立席を導入すると明らかにするなど、 KTXの運行率を100%にしている。 鉄道労組は「運行間隔がKTXは一時間に2〜4本、他の列車は時間党1本の割合に 過ぎず、市民の不便はさらに加重されている」とし「KTX運行数を減らしてセマ ウル、ムグンファ号の運行数を増やし、市民の不便を減らせ」と明らかにした。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2009-11-30 22:43:18 / Last modified on 2009-11-30 22:43:21 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |