韓国:ク・ボノン反対闘争いつのまにか200日 | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(12/25) ・レイバーネットTV(11/13) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(11/22) ・ブッククラブ(10/12) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第96回(2024/11/15) ●〔週刊 本の発見〕第368回(2024/11/21) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/11/14) ●川柳「笑い茸」NO.157(2024/9/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第95回(2024/9/10) ●「美術館めぐり」第5回(2024/11/25) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
YTNク・ボノン反対闘争いつのまにか200日[スケッチ]ク社長、今日も『つらい』出勤…労組員『堂々ため』抗議
ミディアース
www.mediaus.co.kr / 2009年02月02日16時16分
まだ日が昇らず薄暗い午前7時。ク・ボノン社長の出勤時間が近付くと、全国言 論労働組合YTN支部(支部長ノ・ジョンミョン)の労組員たちは一人二人と、YTN タワー裏門に集まり始めた。YTN労組の『ク・ボノン阻止闘争』200日をむかえ る2月2日、労組員は静かで淡々としていた。これまで7か月がたち、二つの季節 が変わり、旧暦正月も過ぎた。彼らはいつものようにク社長の出勤時間に合わ せてプラカードを持ちシュプレヒコールをあげることで一日を始めた。 午前7時11分、ク社長が乗ったエクウスがYTNタワー裏門に到着した。労組員は 『法院推奨スローガン』(会社側の仮処分申請に対する決定で法院が認めたスロー ガン)である「ク・ボノンは退け」を叫び始め、幹部と用役職員を含む会社側の 関係者はク社長を取り囲んだ。 ▲2日午前7時10分YTN労組員らがク・ボノン社長に「ク・ボノンは退け」を叫んでいる。(c)ソン・ソンヨン 1月23日ク・ボノン社長をはじめ会社側は労組員19人を社長室占拠座り込みに関 して追加告訴したことへの労組員の糾弾が続いた。2月24日、YTNに対する放送 通信委員会の再承認を前にした状況で、労組員への追加告訴がどうしても必要 だったのかということだった。 労組員はク社長に「当時社長室にいなかった人も告訴された」とし「告訴した 基準は何か。告訴時点と規模、告訴対象特定などで問題が多い」と指摘した。 彼らはまた「報道局を正常化するという人が追加告訴をするのか。これがこの 会社の社長という人の姿勢か」とし「再承認がされないようにすることが目的 か」と反問した。 ある労組員は「ク・ボノン氏が最近私的な場で『YTN社長は長くやりたくない。 労組のために苦しい。一人では退かない。論介になって抱えて行く』と話した」 と主張した。 これに対してク社長は「なぜ作文をするのか」と一蹴した後、「当時、警察が 社長室占拠は不法だと認めた。労組が仮処分決定を破っている状況で、告発す るしかない」と釈明した。 この席でク社長はYTN正常化および追加告訴に対する労組員の相次いだ叱責と指 摘に明快な回答はできなかった。 彼は周辺の数人にしか聞こえないような小さな声でか話し、糾弾する労組員の 目を真っすぐ見られず、苦しそうな表情もしていた。「ク・ボノンは退け」を 叫ぶ数十人の労組員の声に淡々とした様子だが、表情には不安が感じられた。 ▲2日午前7時43分、ク・ボノン社長が社長室へ向かっている。(c)ソン・ソンヨン 午前8時から始まったYTN労組の『組合員非常総会』でも労組員追加告訴、副・チー ム長人事などの再承認を前にして会社側の行動に対する叱責が続いた。 YTNは1月30日、△イ・ジェユン報道局文化科学部長△イ・ジュンノ報道局グラ フィックチーム長△ファン・ソンウク経営企画室メディア戦略チーム長など14人 に対する副・チーム長人事を断行した。 現在、報道局内では今回の人事が報道局長の意ではなくク・ボノン社長をはじ めとする一部の幹部の影響が作用したという主張がある。労組はこれまで報道 局内で社員と頻繁に摩擦を起こした一部の幹部を今回の人事で排除することを 何度か要請したが受け入れられなかった。労組はこれに対して「労組との合意 を無視した態度」と指摘した。 ノ・ジョンミョン支部長はこれに対して「今回の副・チーム長人事は報道局長 の人事ではなく、ク・ボノン氏が報道局長を振り回して出した人事だと見てい る」とし「今回の人事には報道局を正常化する意志は少しも見られない」と非 難した。 他の労組員も「今回の副・チーム長人事は誰が見ても報道局長の人事とは見ら れず、ク・ボノン氏の人事」とし「今後、社員の人事も彼らの好きなようにす るだろう」と憂慮した。 彼は「以前、生放送中に同僚アンカーの原稿を奪った人が発令された文化科学 部は、メディア関連法をはじめ、再承認などの関連記事を処理する部所」とし 「文化科学部に所属する社員がこれからどんな葛藤を味わうのか、いかに苦し い過程を味わうのか、鮮やかに目に浮かぶ」と一喝した。 彼はまた「先輩という人々も信られなくなり、残っているのは労組員だけ」と し「できることは少ないが、自分がしっかりして公正放送点検団員になる」と 話した。続いて「労組の闘争が200日になったが、自慢でもなくとても残念な悲 しみの200日」とし「正しく公正だと思う価値をしっかり守らなければならない」 と強調した。 また他の労組員も「さっきク・ボノン氏が警察が認めたから告訴するしかなかっ たと話した。(YTNが)うまくやっていこうとするたびに、わざわざそうするよう なので、目的は何かとク・ボノン氏に尋ねてた」とし「労組を無力化しようと するのはク・ボノン氏個人の目的でもあるが、シン・ジェミン文化体育観光部 次官の考えとも一致する」と憂慮した。 暑かった7月に闘争を始めたYTN労組は秋、冬を越え、2月を迎えた。そしていつ のまにか春を目前にしている。またその暑い残酷な7月をむかえることは、誰も 望まない。(ソン・ソンヨン記者) 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2009-02-05 05:31:48 / Last modified on 2009-02-05 05:31:48 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |