コルテック本社占拠、機動隊により解散

占拠座り込み6時間ほどで組合員全員連行

コルト、コルテック支会組合員が座り込んでいたソウル市登村洞のコルテック 本社ビルに警察機動隊が投入された。

▲警察に連行されるコルテック組合員/アン・ポヨン記者

▲警察特攻隊がコルテック労働者が封鎖したドアをあけている。/アン・ポヨン記者

警察機動隊約百人は午前9時40分頃、消防はしご車を利用して、建物3階の窓か ら進入、組合員が座り込みをしていた事務室のバリケードを取り壊して現場に 入ってきた。機動隊投入後、座り込み組合員は強く抵抗せず自分から建物の外 に出たため、摩擦や負傷は発生しなかった。

警察は本社建物の外に出てきた座り込み組合員を無断侵入と器物破損などを理 由に全員連行した。

▲警察機動隊が座込み場に入る直前、窓の外に警察が準備した放水銃が見える/アン・ポヨン記者

［1信］コルテック労働者が本社占拠、警察と対峙中
「パク・ヨンホ社長に会いたい」入口を封鎖して座り込み

金属労組コルト支会、コルテック支会組合員たちが今日明け方の4時頃、ソウル 市登村洞にあるコルテック本社占拠座り込みに入った。

座り込みに入ったコルト-コルテック労働者は、本社1階の入口に椅子などでバ リケードを積み、3階に座込み場を設置した。彼らは「われわれは暴力を望まな い、コルテックのパク・ヨンホ社長と会いたい」と会社との対話を要求してい る。この一つ要求が受け入れられなければ占拠を中止できないという覚悟だ。

▲コルテックとコルト組合員は暴力を望まないと話している/アン・ポヨン記者

最近、コルテックのイ・イングン支会長がハイテクのキム・ヘジン支会長と共 に楊花大橋北端高圧送電塔上で高空ハンストまでしたが、コルテック使用者側 は彼らの交渉要求に応じなかった。じれた労働者たちは結局ソウル本社の占拠 座り込みを選択するようになった。彼らは「私たちの要求は社長に会わせてく れと言うこと一つしかない」と皆が話している。

彼らが占拠座り込みに入ってから一時間後の午前5時から建物の周辺を取り囲み 始めた警察は、6時から進入を試みて1階で消火器を噴射するなど、組合員たち を圧迫している。知らせを聞いて駆け付けた他の数十人の労働者たちも警察に 囲まれて孤立している。

現在、コルテック本社前には消防はしご車と墜落防止用安全マットが設置され ており、警察も次第に兵力を増やしている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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