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国会座り込みキリュン労働者・共対委連行、「また来る」

8月2日夜、約100人の警官を動員して連行、金川警察署に拘禁

キム・サムグォン記者 quanny@jinbo.net / 2008年08月03日3時59分

国会で座り込みをしていた金属労組キリュン電子分会、「キリュン非正規女性 労働者勝利のための共同対策委員会」所属会員が8月2日、警察に連行された。

この日の午後10時55分頃、警察は私服警官と国会警衛など100人ほどを動員し、 国会ハンナラ党ホン・ジュンピョ院内代表室前の廊下で座り込んでいた共対委 の会員を連行した。この日連行されたのは、キリュン分会のユン・ジョンヒ、 カン・ファスク組合員をはじめ、人権運動サランバンのパク・レグン活動家、 ソン・ギョンドン詩人、ルポ作家のヨン・ジョン氏の5人だ。彼らは連行直後、 ソウルの永登浦警察署に護送された後、現在は金川警察署に移送されて拘禁さ れている。

一方、53日間ハンストをしていたユン・ジョンヒ、カンファスク組合員は連行 過程での衝撃で健康状態が悪化し、ソウル市面牧洞の緑色病院に運ばれた。

金川警察署に拘禁されているソン・ギョンドン詩人はこの日の連行について 「一緒に座り込みをしていた神父と僧侶などの聖職者が少し席を外したとき、 急に私服警官らが集まって、座り込みをしていた会員たちを頑として引き出し た」、「法を作る国会で、連行の過程で最低限のミランダ原則の告知もなかっ た」と憤激を放った。

彼は続いて「民主労働党訪問客の資格で国会に初めて入る時、国会警衛課で 『以前、ハンナラ党院内代表との面談要請をした前歴があるので入れない』と 言われ、出入も完全に阻止されたので困ったが、出てくる時は暴力的な連行だ」 とし「なぜ労働者たちの国会への出入さえ阻止し、公権力を動員して追い出す という時代錯誤的な発想をするのか理解できない」と糾弾した。

ソン・ギョンドン詩人は「ホン・ジュンピョ院内代表がキリュン問題に関する 約束を守らないので抗議をしに訪問しに行った」とし「公党の院内代表が労働 者の声は聞こうともせず、民意を公権力で押し出したことは黙過できない。ま た訪問する」と述べた。

一方、代表的な非正規職問題として社会の関心が集中しているキリュン分会の 組合員が強制連行されたというニュースが伝えられると、各界からの抗議も相 次いでいる。イ・ジョンヒ民主労働党議員は8月3日から今回の連行への抗議と キリュン問題解決を要求し、国会でハンストに突入する予定だ。また、姜基甲 議員もソウル市九老のキリュン電子工場前屋上でハンストをしているキリュン 分会の組合員たちと同調ハンストを始める予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-08-05 04:24:07 / Last modified on 2008-08-05 04:24:08 Copyright: Default

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