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民主労総、「ゼネスト闘争の強度高める」

2日の決意大会、4-5日上京闘争... 「国民監視団」不買運動も

チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2008年07月01日13時46分

韓国「BSE」関連トピック

米国産牛肉輸入衛生条件の官報掲載と同時にゼネストを宣言した民主労総が、 7月1日午前11時に記者会見を行い「李明博独裁政権審判のためにゼネスト闘争 の強度をさらに高める」と宣言した。

民主労総は「李明博政権が国民のBSE危険牛肉再協議要求を拒否してキャンドル を消すために公権力を乱用し、暴圧作戦に出たのは独裁者のお決まりの手法」 とし「朴正煕の軍部独裁と全斗煥、ノテウ軍部独裁が行った国家暴力と違わな い」と政府を批判した。

また警察が狂牛病国民対策会議と韓国進歩連帯事務室を急襲し、資料を強奪し て行ったことについて「これまで社会改革的な市民運動として国民の高い信頼 を受けてきた参与連帯を蹂躙し、民主労総と同じ建物にある韓国進歩連帯を犯 罪視し、侵入した警察の蛮行に怒りを禁じえない」という立場を発表した。

また「運送阻止闘争の成果を組織的不買運動に転換し、非常な決意でゼネスト 闘争の組織化に突入する」という覚悟を明らかにした。民主労総は各産別組織 の計画のとおりに病院、学校をはじめとする現場給食での米国産牛肉使用を拒 否する労使合意を引き出す一方、狂牛病国民対策会議とともに「国民監視団」 体制を構築し、不買運動を始める計画だ。

民主労総は先週末のキャンドルデモでキム・テイル前事務総長が重傷を負い、 昨日(6月30日)は冷凍倉庫の前で米国産牛肉運送阻止闘争をしたキム・ウンジュ 副委員長と組合員18人が連行されるなど、政府の「キャンドル弾圧」の直間接 的な影響を受けている。

民主労総は「冷凍倉庫運送阻止とキャンドル集会を中心にゼネスト闘争を展開 してきたが、李明博政権が独善と傲慢を放棄しないため、ゼネスト闘争の強度 をさらに高める」とし、2日ゼネスト勝利決意大会と4日の2日間上京闘争などの 闘争計画を発表した。

民主労総闘争計画によれば、7月2日に金属労組組合員15万をはじめ、建設労組 と化繊連盟に所属する事業場のストライキを中心として、15の産別連盟が総会 闘争の形で10万人以上が参加するゼネスト勝利決意大会を各地域で開催、3日に は16の地域本部主管で全国同時多発キャンドル集会を開く。

7月4日から5日までは10万人規模の2日間上京闘争を展開し、米国産牛肉再協議 を要求する方針だ。民主労総は、毎日開かれる狂牛病国民対策会議主催のキャ ンドル集会にも積極的に参加するよう組合員に要請した。5日以後は、民主労総 委員長のゼネスト指針2号により、連鎖的な闘争を続ける立場だ。

民主労総は6月10日から29日まで米国産牛肉阻止ゼネスト賛否投票を実施し、 組合員33万4571人(全体組合員対応53.1%)投票、23万3299人(投票組合員対応 69.7%)の賛成でゼネスト可決している。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-07-04 01:31:58 / Last modified on 2008-07-04 01:31:59 Copyright: Default

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