本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:長期闘争事業場の支援軍『1万349人』
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1222277623409St...
Status: published
View


長期闘争事業場の支援軍『1万349人』

非正規職ない世の中作り、「私たちの宣言は一回だけではない」

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2008年09月23日13時15分

1万349人が集まった。10日間で集めた人々だ。長ければ4年、短くても1年以上、 苦しい戦いをしている非正規職労働者と連帯するために来た人々だ。

10日。1万人が集まって、非正規職労働者の闘争を支持する宣言をしようと提案 したが、差し迫った時間のため、現実の可能性は疑問を持たれ続けてきた。し かし今日(9月23日)、新聞の一面は1万人を越える人の名前で埋め尽くされた。 彼らは同じ言葉で「いつも連帯だけが希望だ」と叫んでいる。

▲9月23日付「非正規職ない世の中を作る」新聞広告

今回のイベントを準備した『非正規職のない世の中作り』にソン・ギョンドン 氏は、「私たちもこれほど多くの人が参加してくれてびっくりした」と話した。 ソン・ギョンドン氏は一昨日には5千人を越えるか心配をしていたという。ソン・ ギョンドン氏は「とても広報が足りず、時間も短かったのに、昨日の午前から 全国各地から電話がき始めて、全く知らない人からの電話も殺到した」とし、 「非正規職が横行する10数年を暮らして、非正規職問題が他人のことではなく、 まさに自分の事だったと一緒に確認する契機になったようだ」と伝えた。

1万人を越える人が集まったのは、キャンドルの役割が大きかった。リュン電子 分会のキム・ソヨン分会長が100日近い断食をネチズンを中心とするリレー断食 団が続けている。彼らはキリュン電子の最大納品先であるシリウス社に直接圧 力をかける戦いもした。こうしたネチズンと闘争事業場の小さな連帯行動が、 1万人の支援軍を引き出したのだ。

ソン・ギョンドン氏は「今回の1万人宣言で、闘う非正規職労働者たちの心が少 し温かくなったようだ」と話した。長ければ4年、短くても1年の孤独な戦いの 末にできた、やや遅い気もする支援軍だが、差別されて暮さないとして、人間 らしく生きようとする自尊心と、そのための闘争の正当性で頑張り抜く労働者 には、今回の宣言が小さいけれど大きな力になる。

1万人宣言に参加した人は、「非正規職をすべての事業場と事業構造から全面的 に撤廃しなければならない」とし「非正規職問題は、韓国社会の未来と良心が かかった問題で、非正規職を正当化するいかなる制度や行動も正当ではない」 と指摘した。続いて「政府は非正規職問題を解決し、誠実に労働する国民の安 定と未来を保証し、社会の民主的和合に努力する義務がある」とし「この義務 を果たせなければ、糾弾と退陣を覚悟しなければならない」と政府に警告した。

そして最後に「私たちの宣言は一回的なものではない」とし「非正規職が消え るその日まで共に闘争して連帯する」と明らかにした。

一方、今日午後7時、ソウル、清渓川広場では『非正規職ない世の中作りキャン ドル文化祭』が予定されており、全州と光州、蔚山と大邱でもキャンドル文化 祭が開かれる予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-09-25 02:33:43 / Last modified on 2008-09-25 02:33:44 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について