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ソウル地下鉄労組、26日ストライキ突入を宣言

争議行為賛否投票74%で可決

チョン・ムンギョ記者 moon1917@jinbo.net / 2008年09月19日22時54分

▲ソウル地下鉄労組は19日に争議行為賛否投票開票を終えて決意大会を開催した。

9月19日、ソウル地下鉄労組は争議行為賛否投票が可決されたことにより、 9月26日にストライキに突入することを宣言した。

ソウル地下鉄労組は去る17日から3日間行われた争議行為の賛否投票で、投票率 90.24%、賛成74.39%で可決したと発表した。これと共に、ソウル地下鉄労組は 26日からストライキに突入するという闘争方針を発表した。

ソウル地下鉄労組は、△外注化と民間委託の中断、△公共性強化、△20%減員計画 撤回、△団体交渉遵守、労組弾圧中断を要求している。

ソウル市は1月に『創意革新プログラム』の一環として、ソウル・メトロの一部 の業務をアウトソーシングや分社化し、組織スリム化すると発表した。 この計画に従い、2010年までに総定員の20.3%が削減される。

ソウル地下鉄労組は、ソウル市の計画が地下鉄の民営化への手順だとして反対 してきた。だが、民間業者のヒューメトロがソウル・メトロと契約し、龍踏、 新踏駅など、収益率が低い8つの駅と2か所の駅と遺失物センターを委託され、 9月15日から営業を始めた。

また、ソウル・メトロは大々的な人員削減を試みている。ソウル・メトロは 404人を削減する組織改編を敢行し、サービス支援団を新設して314人に辞令を 出した。ソウル地下鉄労組は、サービス支援団は名誉退職を誘導する組織で、 転職命令は構造調整の一環だと反論している。

この過程でソウル地下鉄の労使関係は悪化するばかりだ。ソウル・メトロは闘 争に立ち上がったソウル地下鉄労組の組合員に対し3〜4か月間の職位解除など の懲戒をし、約100回に達する告訴・告発をしてきた。

ソウル地下鉄労組はこうしたソウル・メトロの政策がソウル市によるもので、 ソウル市が直接交渉に出てくるよう要求している。交渉と現場闘争は26日まで 行われるが、ソウル市とソウル・メトロの方針が変わらなければストライキに 突入するという。

だがソウル市は、分社化はソウル・メトロの非効率を改善のためで、ソウル地 下鉄労組の闘争には法と原則により強く対応するという立場を明らかにしている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-09-22 02:49:51 / Last modified on 2008-09-22 02:49:52 Copyright: Default

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