韓国:放水銃で傾いたイーランド労組テント座込み場 | |||||||
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放水銃で傾いたイーランド労組テント座込み場8日夜、ホームエバー上岩店前で警察暴力事態... 救社隊の暴力傍観も
チェ・イニ記者
flyhigh@jinbo.net / 2007年09月10日16時21分
イーランド一般労働組合のホームエバーサンアムワールドカップモール店前で のテント座り込みの途中、警察がテントを壊し女性組合員たちを暴行するなど 過剰鎮圧を行い、問題になっている。 9月8日午後4時40分頃、イーランド労組の組合員たちがテントで座り込みをす るためホームエバー上岩店に到着した時、すでに警察は店舗とすべての駐車通 路を封鎖、組合員の出入りを阻止した。売り場の前の広場にテントが設置され ると、夜10時40分頃に散水車を動員してテントを壊した。 ▲イーランド労組の組合員たちが8日の夜に警察の放水銃を受けながら、ありったけの力をふりしぼってテントの柱を押さえている。[出処:イーランド一般労組] この過程でほとんど女性の組合員がからだを支えていられないほどの圧力の水 を顔と全身に受け、警察に引き出されて殴打されるなどの被害を受けた。 こうした警察の態度は以前の占拠座り込みと強制連行の過程でも見られたが、 最近その強度がさらに激しくなっているという。8月12日にも警察が組合員を 殴打して女性組合員をセクハラする事件があり、セクハラ事件は着実に提起さ れている。さらにイーランドが動員した救社隊が組合員を集団殴打して、鼻骨 が折れ、耳が裂け、気絶し、入院するなどの暴力も増えている。 イーランド一般労組はこうした暴力事態に「これ以上、公権力による不法行為 が続くのを座視できない」とし「すべての法的措置をつくして抵抗する。警察 庁長官およびソウル地方警察庁長官退陣などの強力な闘争を展開する」と明ら かにした。 労組はこれまでソウル西部地方法院によるホームエバー各店舗に関する仮処分 決定について「占拠の範囲が施設の一部分であり、使用者側の出入を排除しな い占拠に過ぎない時には正当な争議行為」という大法院の判例を公開し、「イー ランド事業場の主な業務施設ではない売り場前の駐車場や広場など、一部を占 拠して平和な広報活動をすることは極めて正当で基本的な活動」と反論した。 イーランド一般労組は今日、ソウル地方警察庁宛に文書を発送し、△労働組合 のストライキ座込み場に乱舞する労働組合業務妨害の職権乱用行為を即刻中断 すること、△8日に発生した事態に対する責任者の処罰と謝罪公文書を作成し て公開すること、△再び違法行為が発生しないように責任者の再発防止確約書 を労働組合に発送することを要求した。 ▲8日ホームエバー上岩店前、警察の暴力で失神して倒れた組合員[出処:イーランド一般労組] ▲イーランド会社側の救社隊により手足を捕まれて引っ張られて行く女性組合員[出処:イーランド一般労組] 警察とイーランドの暴力を糾弾し、10日の午前10時、警察庁前で記者会見を開 いた「ニューコア-イーランド流通サービス非正規労働者労働基本権保障のた めの共同対策委員会」も8日の夜に救社隊と警察の暴力が「殺人的水準」だっ たと主張した。 共対委は、「救社隊が『殺す』と脅しながら、ハンマー、アイスピック、ガラ ス瓶、石、椅子、とがった凶器などを動員して暴力を振るった」と主張した。 また「救社隊の暴力が猛威を振るう背景には警察の無策傍観がある」とし、 △救社隊の暴力をほう助した警察責任者処罰、△イ・テクスン警察庁長官辞任、 △イーランド救社隊暴力責任者とパク・ソンス会長拘束処罰を要求した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2007-09-20 20:47:18 / Last modified on 2007-09-20 20:47:19 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |