韓国:双竜車暫定合意 | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(12/25) ・レイバーネットTV(11/13) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(11/22) ・ブッククラブ(10/12) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第96回(2024/11/15) ●〔週刊 本の発見〕第368回(2024/11/21) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/11/14) ●川柳「笑い茸」NO.157(2024/9/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第95回(2024/9/10) ●「美術館めぐり」第5回(2024/11/25) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
双竜自動車労使、暫定合意を導出「雇用維持」は合意したが 「柔軟な人材運営」をすることに チェイニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2006年08月25日15時47分 双竜自動車労働組合が平沢工場で玉砕ストライキに入ってから10日後の25日、 労使は暫定合意に至った。午前9時頃から平沢本社で26次交渉を開いた労使は、 会社側の最終提示案を労組が受け入れたことで午後2時に暫定合意し、午後6時 30分に組合員賛否投票を実施して、受け入れを問うことにした。 正規職雇用維持、毎年3千億ウォン投資 使用側が出した「雇用維持のための提示案」は、「生産運営部門」では△生産 ライン生産は投入比率に関係なく運営、△作業時間正規サイクルタイム維持、 △品質責任制導入、△整備業体新設および昌原工場、A/S、研究所分離売却禁 止で、「人材運営部門」では△雇用安定維持、△正規職雇用維持、△正規職の 雇用が空くか転換配置した場合は一時的人員で代替などだ。 これで双竜自動車が推進した986人の減員計画のうち、希望退職申請者432人を 除く人員には「整理解雇阻止」の成果を見た。 「慣行および労使関係改善部門」では、△労使間の協議で正常なライン運営、 △各種業者選定関連業務を会社に委任、△正常勤務しない職員解雇措置などを 使用側が提示した。 特別協約に関しては、投資部門提示案で「会社は労使共生の精神を土台に新規 車種開発(W200、C200、Y300)、新エンジン開発、営業・A/Sネットワーク向上 のため、09年まで毎年一定規模(3千億前後)の投資を続け、営業活性化の総体 的な方案を講じて施行する。ただし、投資執行および技術プロジェクトに関す る部分は分期別に労働組合と議論する」と明らかにした。 「賃金および諸手当要求の件」は「凍結」で処理された。福祉部門にも体育大 会、皆勤者報賞、長期勤続者健康診断の3項目を2年間中断することにした。ス トライキに関する「休業無賃金」は、7月13日から8月18日までの106時間を基 本給547569ウォンに準じて適用することで合意した。 柔軟的人材運営、賃金凍結、業者選定会社に委任 双龍車労組の当初の要求である「特別協約書の履行」のうち、「現在勤務する すべての職員の雇用継承保障」は、「正規職雇用維持」だけに限定された感が あり、「急変する市場需要変化に弾力的に対応し、企業の効率性を向上させる ために人材運営の柔軟性を確保する」とするなど、転換配置や非正規職大挙流 入が憂慮される。 労組活動に対しても、贈り物、運動服、病院、食堂など労働組合のしてきた各 種の業者選定を会社に全て委任することにし、「働かず出勤しない者は解雇し、 これを黙認する管理者も解雇する」と確認、労組活動の萎縮と現場統制が予想 される。 労組の「中長期的投資」の要求は「今年から2009年まで毎年3000余億ウォンを 投資し、投資の執行と技術プロジェクトの部分は分期別に労働組合と議論する」 とし、一定部分反映されたが、人材運営に関しては生産ラインで「混流生産の 趣旨を生かし、投入比率と無関係に運営する」とするなど、使用側の「柔軟な 運営」が貫徹された。 一方、双龍車労組の核心的な要求事項の一つだった「中国への技術流出阻止」 の問題は、交渉過程で議論もできず、法的攻防が続く見込みだ。双龍車労組と 投機資本監視センターは、L-プロジェクトに関して蒋志偉(チャンツーウェイ) 代表理事および理事陣9人を背任などの疑いで11日に検察に告発している。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2006-08-27 22:24:05 / Last modified on 2006-08-27 22:24:06 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |