民衆総決起、全国で続々と進行

大邱慶北-道庁進入の試み、 済州-事前大会進行中

チョンヨンジン記者 jeremi20＠jinbo.net / 2006年11月22日14時45分

韓米FTA阻止民衆総決起が9つの市道庁を中心に、全国同時多発的に進められて いる。現在は大邱慶北、京畿、江原、慶南、済州地域などで決起大会が進行中だ。

韓米FTA阻止大邱慶北運動本部が国債補償公園で開いた大国慶北地域決起大会 には、農民1万5千人、労働者3千5百人、学生1千5百人など、約2万人(警察推定 4千人)が参加したと把握されている。

集会以後、参席者はドンイン交差点-大邱駅交差点-ホームプラス前-道庁橋を 経て慶北道庁までデモ行進する予定だ。続いて道庁到着後は道庁に進入、道知 事との直接面談を行う計画だ。

すでに20日、大邱慶北地域農畜産人は慶北道庁道知事室で金クァニョン道知事、 金ヨンデ行政副知事、崔ウン農政課長などとの懇談会を開き、△韓米FTA反対、 △秋穀買上げ制復活、△農業予算拡大、△平和的集会保障などを要求した。22 日の総決起大会の時に道庁を訪問するまでに明確に回答することを要請、強力 に警告した。

しかし警察はこの日の集会に対して、国債補償公園での集会と慶北道庁までの デモ行進は許可したものの、道庁への進入は許さない状況で、道知事の回答を 聞こうとする農民と警察の間での衝突が予想される。

一方、この日の集会にはソウルにきて全国教職員労働組合(全教組) の年次休 暇闘争に合流する予定の大邱教育大の学生が地域総決起大会に参加した。また 嶺南大、大邱大、慶北大、大邱ヒョソン・カトリック大などの大邱慶北地域の 大学生たちも集会に参加し、農民と共にしている。

江原地域も春川のコンジ川辺で集会が始まった。現在集会が進行中で、農民の 参加者が集結し続けている。

京畿地域は京畿道庁前に約3千人が集結したと把握された。慶南地域も1万人が 参加したという。

これ以外にも、済州島でも今日民衆総決起本大会を控えて女性決意大会を進行 するなど、あちこちで事前大会が進行中だ。本大会は午後3時に済州道庁前で 開く予定で、700人程度が集会に参加すると予想している。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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