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News Item 20041222kkomu
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汝矣島の冷たい風の中にまた集まった公務員労組員

特別法阻止決意大会開催、 ヨルウリ・ハンナラのコンビは23日特別法通過に合意

ユンテゴン記者 peyo@jinbo.net

500人あまりの組合員が集まって特別法阻止決意大会を開催

全国公務員労組組合員が国会前にまた集まった。 全国公務員労組は、政府与党が労働三権を認めない公務員労組特別法案を ハンナラ党の黙認の下で法案小委と環労委での議決を進めたことで 組織の死活をかけて決死阻止闘争に突入する意向をあきらかにし、 22日午後、汝矣島の国民銀行前で政府特別法立法阻止決意大会を開いた。

国民銀行の前で9日間ハンストをしている中央ハンスト団を含み 500人あまりの公務員労組組合員がこの日の集会に参加、 民主労働党で拠点籠城をしている警察庁雇用職労組組合員、 やはり長期闘争中の錦江化繊労働組合組合員、 国家保安法撤廃ハンスト団の一部もこの日の集会に参加した。

公務員労組、第二次パロディポスター電撃配布

*公務員労組がこの日配布した第二次ポスターの表と裏*

一方、公務員労組がこの日の集会で政府の強硬対応方針にもかかわらず 第二次パロディポスターを配布して注目された。 この日配布されたポスターは、映画「シルミド」のポスターのパロディで、 李海鑚(イヘチャン)総理、ホソングァン(許成寛)行自部長官、 キムデファン労働部長官、イモクィヨルリンウリ党議員、 イドンモハンナラ党議員が「鉄面皮」という題目の下に出演した。

公務員労組のチョンヨンチョン首席副委員長は 「政府の特別法が通過すると、われわれは賃金引上げの要求と 分け前の確保しかできない本当の植物労組になる」とし、なんとしても 一般法による労働三権を勝ち取ろうという決意の発言を行った。 続いて「非正規職の同志たちの叫びを無視して資本側に立ち、 労働現場を苦しめる盧武鉉政権は、停職・罷免等の弾圧を恣行して、 各級機関長はこれに付和雷同して狂奔している」と現政権を強く糾弾した。

公務員教授共同対策委員会のオジョンニョル共同代表は、 ハンスト中であるにもかかわらず力強い声で 「全教組が初めて結成された時、3300人中1500人が罷免されるという とんでもない弾圧を受けたが、闘い抜いて、翌年は800人に復元して 今日の10万の組合員を誇る大きな組織になった」とし 「コンクリートの地面で戦う人々が種になり、火種になる」と公務員組合員を激励した。

続いて16人の公務員労組中央ハンスト団が壇上に上がった。 9日間ハンストを行っているオボンソプ籠城団長は、 「今1300人ほどの民衆が籠城している汝矣島は、民衆の憤怒と叫び声が天を突く」 と語り、残る1週間(臨時国会会期)闘わなければならないとし、 「16人の中央ハンスト団が少しも動揺せず団結する」と決意を表明した。

「警察庁雇用職労組の組合員も同じ家族」

オボンソプ籠城団長が発言をしている時、隊伍の中心に警察庁雇用職労組の組合員たちが入ってきた。 決議大会の司会を担当したチョンインドク対外協力室長は、「われわれと同じ家族」と話し、「最後まで共に戦おう」と警察庁雇用職労組組合員を紹介して公務員組合員も力強い拍手で彼らを迎えた。

続いて仁川本部南東支部の闘争事例が報告された。 現在、仁川の南洞区は中央政府の弾圧が一層強まり、区庁長と副区庁長が公務員労組を弾圧していて問題になっている。 この日報告された内容によれば、南洞区庁長は単に投票に参加しただけの組合員を減給3ケ月という重懲戒に処したばかりでなく、軽懲戒を受けた組合員をまた重懲戒すると脅迫していると言う。

参考までに言うと、蜜陽女子中学生の集団性暴力事件捜査過程で、被害学生達に暴言を吐いて全国的問題になった警官が受けた懲戒は、減給1ケ月にすぎない。 さらに、支部事務室周囲にCCTVを設置しておいて情報課刑事が区役所に堂々と入ってきてCCTV画面を見て出入者を監視していると、仁川南東支部のパクチョンミョン首席副支部長は明らかにした。

巨大両党、公務員労組特別法通過に合意

民主労総のカンスンギュ首席副委員長と韓国労総のチョンヨンスク組織本部長も、連帯発言をした。 特に韓国労総チョンヨンスク組織本部長は「公務員組合員が今は変革の主体」「跪いて生きるより、立って死ぬことを覚悟して戦おう」と述べ、闘争的な演説をした。

ノミョンウソウル本部長の妻であるファンソンジュ氏の手紙朗読を最後にこの日の決意大会は終わった。 集会を終えた公務員労組組合員は、ひきつづきその場で行われた全国警察雇用職労組の組合員決意大会と幹部落髪式に参加した。

一方、ヨルリンウリ党のチェジョンギル議員とハンナラ党のペイルド議員は、公務員組合員の集会が行われていた22日午後に幹事会議を開き、23日午後に環労委全体会議を開いて公務員労組特別法を上程・通過させ、国会本会議で処理することに合意した。 そして、公務員労組総力闘争委員会は当初23日まで行う計画だったハンストを臨時国会が終わるまで延長して行うことに決定した。

現場で会った人、人々

仁川本部富平支部 ウヨンスク首席副支部長

メディアチャムセサンは、特別法阻止決意大会が始まる直前にウヨンスク全国公務員労組富平支部首席副支部長に会った。 19人の罷免者を含み36人の組合員が懲戒された富平支部は、現在支部長の不在でウヨンスク首席副支部長が支部長職務を代行している。 仁川本部内の最大規模の懲戒規模を誇る(?)富平支部は、区役所の懲戒に対抗して罷免章を作って区庁長に渡し、区役所のあちこちに貼る等の闘争を展開している。

*ストライキが終わってからの富平支部の闘争の経過は*

ストライキ以後、仁川7支部で51人罷免者を含み、79人が懲戒された。 そのうち富平支部の罷免者は19人で、懲戒者は36名だ。 区庁長は私達が江西支部に押されて政府で特別管理をすると話したりもした。 現在、懲戒者を中心に区役所を取り囲んでピケッティング、出勤闘争などをしている。 区庁長に罷免章を渡したりもした。 ネギとラーメンを付けた罷免章を区庁長室に貼ってしまった。

*懲戒者が大量に発生したことは両面的効果があるようだ。怒りで闘争の程度が高まる反面、組合員たちが萎縮する可能性もあるが*

大量懲戒で、むしろ組合の立場が強まった。 懲戒者は8時に出勤して5時まで区役所周囲で戦い、懲戒されなかった一般組合員も怒りでみんな固く団結している。 「罷免者を私が食べさせて生かす」と言ってでてくる組合員等もいる。

*許成寛行自部長官のパロディポスターに対して政府が強硬対応している*

最初は怒ったが、今はもう笑うしかない。 公務員労組がそれほど怖い対象だという反証ではないだろうか

*昨日、巨大両党が野合した結果、公務員労組特別法が処理される可能性が高まった*

われわれは、歴史的使命感で労働三権を要求している。 知恵が足りないのか闘争が足りないのかわからないが、残念だ

*パロディポスターの件で許成寛長官の政府内の位置づけや大統領の信任が高まるかもしれないという憂慮が出てきている*

実際にそうした憂慮のために内部的に議論をした。 公務員労組の反対で信任が高まるなら、それは盧武鉉大統領の真正性を証明するものだ。 大統領が彼を更迭しないとしても、われわれは彼が歴史の汚点を残したということを指摘する必要があると考える

2004年12月22日20:42:48

原文

翻訳/文責:安田(ゆ)


Created byStaff. Created on 2004-12-23 08:07:28 / Last modified on 2005-09-05 08:16:24 Copyright: Default

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