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双竜車3年ぶりに汎国民大会…2千人集まる

国家暴力に謝罪しない政府…国民の怒りを呼ぶ

キム・ハンジュ記者 2018.08.18 19:25

双竜自動車解雇者元職復職、国家暴力謝罪を要求する汎国民大会が8月18日、 青瓦台の前で開かれた。 今回の汎国民大会は、朴槿恵(パク・クネ)政権時期の2015年10月以来3年ぶりだ。

労働者、市民約2千人は最近、双竜車労組破壊文書があらわれたのに何の措置もしない文在寅(ムン・ジェイン)政府を批判した。 双竜車が作成した労組破壊文書は、労組対応総合状況室を設置して青瓦台、検警、労働部と合同で鎮圧作戦を展開するという内容が含まれていた。 彼らの労組破壊、国家暴力で双竜車解雇者と家族30人が命を失った。

また、集会の参加者らは文在寅大統領が 国家の責任者として以前の政府の誤りに対し謝罪しなければと主張した。 双竜車国家暴力国政調査、損害賠償仮差押え撤回など政府の役割を注文した。

双竜車汎国民対策委員会と全国金属労働組合双竜自動車支部は 「われわれは政府に謝罪と名誉回復を要求、使用者側に解雇者全員復職を要求したが、 誰も応えなかった」とし 「文在寅大統領が当選後に解雇者と家族と会って慰労し、 以前の政府の代わりに謝罪していれば、 キム・ジュジュン組合員は命を失わなかっただろう。 われわれは文在寅政府が双竜車の問題解決に意志があったのかを尋ねざるをえない」と集会の趣旨を明らかにした。 文大統領は当選前、大漢門焼香所を訪れるなど、解雇者を支持するさまざまな動きを見せていた。

氾国民対策委は「双竜車事態の原罪は、金大中(キム・デジュン)政府にある」とし 「20年前、金大中政府は外国為替危機を理由として整理解雇を導入し、 多くの労働者を工場から追い出した。 経済危機の時に作られた整理解雇制は絶対的な権力を振り回している。 整理解雇制を導入した民主党政府がこれを廃止しなければならない」とも伝えた。

民主労総のキム・ミョンファン委員長は汎国民大会で 「『食い逃げ』資本に会社を渡す産業政策を決め、構造調整しなければ支援することはできないと脅迫し、 鉄パイプを振り回したのはまさに国家」とし 「10年の闘争の末にすべての真実が明らかになったのだから、 政府は少なくとも謝罪でもするべきだ。 それが国家暴力、構造調整被害者に対する最低の礼儀」と明らかにした。

また朴錫運(パク・ソグン)民衆共同行動代表は 「もう双竜自動車惨事を終わらせなければならない」とし 「この惨事は単純な労使間の対立ではなく、 大統領が労働部、大法院を動員して30人を死に追いやった国家的惨事だ。 この惨事の主犯である国家が動き、関係者が問題解決しなければならない」と伝えた。

集会の参加者は8月18日午後3時に双竜車大漢門焼香所の前に集結し、青瓦台へとデモ行進した。 双竜車解雇者119人は、死と侮辱を象徴する影人形を担ってデモ行進した。 彼らは青瓦台まで移動して影人形を投げるパフォーマンスを行った。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2018-08-23 16:14:18 / Last modified on 2018-08-23 16:14:19 Copyright: Default

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