済州海軍基地建設反対3000日

「海軍基地と東北アジアの平和は共存できない」

江汀村の住民たちが済州海軍基地の建設に反対して抵抗を始めてから 8月3日で3000日になった。

江汀村会、済州軍事基地阻止と平和の島実現のため汎道民対策委員会、済州海軍基地建設阻止のための全国対策会議などは8月3日、 声明を通じて平和のための抵抗を止めないと明らかにした。

▲1月31日国防部が済州海軍基地軍
官舎工事現場前の座り込みテントの
強制撤去を始め、江汀村住民と反対団体
活動家が櫓に上がった。(写真出処=
済州平和の島実現のためのカトリック連帯)

彼らは「闘争3000日に際し、一部の言論で工事遅延賠償金273億ウォンに対する求償権請求の話が報道されている」とし 「しかしこれは政府が工事遅延の責任を江汀住民に転嫁しようとするもの」と批判した。

続いて彼らは実際の工事遅延の主な理由は 「海軍と施工者の不法、違法な工事」だと明らかにした。 彼らは海軍と工事業者が汚濁防止膜の毀損などの不法工事で済州道から9回も工事中止通知を受け、 2012年には済州海軍基地工事の設計ミスで済州道次元の工事中止聴聞手続きが進められたと説明した。

また彼らは家族や隣人のように平和だった江汀村共同体破壊、 天恵の美しさを大事にしていた江汀近海のソフトコーラルの死、 クロムビ、700人以上の人々を司法処理し、 数億ウォンの罰金を払わせて監獄に送った責任を誰が負うるのかと朴槿恵政権に問いかけた。

2007年から進められた海軍基地の建設が今年末に完工する予定で、 彼らは「済州海軍基地と江汀、東北アジアの平和は共存できないということを最後まで知らせ、 済州を平和の島として守る」と強調した。(記事提携=いまここ(チグミョギ))

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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