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新政治、「サムスン病院、国家の統制を超える財閥大型病院」と猛非難

政府のサムスン病院擁護-朴元淳の捜査を強く批判…与党議員もサムスン病院の法的責任を議論

キム・ヨンウク記者 2015.06.15 12:37

サムスンソウル病院がMERS3次流行の震源地になるという憂慮の中で一足遅れて部分閉鎖措置が行われ、 新政治連合の指導部が財閥大型病院問題の深刻性を強く提起している。 新政治連合の指導部はまた、 検察が朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長をMERS関連の虚偽事実流布で捜査を始めたことに対し、激しい語調で強く反発した。

文在寅(ムン・ジェイン)新政治連合代表は6月16日午前、 党最高委員会の会議で「サムスンソウル病院が3次流行の震源地になる恐れが強い」とし 「政府は初期対応の失敗に続いて感染病院の管理に完全に失敗した。 国家の基本任務を放棄する無責任に、ため息が出る」と話した。 続いて「そもそも民間病院にまかせるべきではなかった。 特定の財閥企業に対する政府の甘やかしと、国民の命と安全より病院の営利を優先する政府の誤った認識が問題をさらに大きくした」と指摘した。 文代表は朴元淳市長に対する検察の捜査という問題について 「政府の居直りは腹立たしい」とし 「国民の不安と恐怖を大きくしたのはまさに政府だ。 もし捜査するべきなら、その対象はまさに政府自身」と非難した。

李鍾杰(イ・ジョンゴル)院内代表も 「MERS事態の初期にサムスンソウル病院は傲慢で、 政府はそんなサムスン病院を傍観するだけだった」とし 「国家統制網を超えた財閥が運営する大型病院の問題が一つ一つわが国であらわれた大事件が二度と起きてはならない。 サムスン病院の問題はこれ以上、サムスン病院だけに任せられる問題ではない」と直撃弾を飛ばした。

田炳憲(チョン・ビョンホン)最高委員も 「MERS遮断には無能な政権が、秘密を遮断することには有能だった結果が今日、事態をここまでひどくした」とし 「検察が捜査する人は、備えあれば憂いなしという朴市長ではなく、 勤務怠慢と職務遺棄をした行政府官僚」だと非難した。

兪承希(ユ・スンヒ)最高委員は 「政府と地方自治体が協力してMERSを退治すべき時に、 朴大統領は国会と戦い、朴市長と戦おうというのか?」と問いかけ 「検察の論理の通りなら、真実を隠したサムスンソウル病院からまず調査を受けなければならない」と指摘した。 兪最高委員は「非専門家水準の対処、公共の利益より病院の私益を優先する情報隠蔽などがサムスンソウル病院をMERSの第2の震源地にして、 政府もサムスンソウル病院をほとんど治外法権水準で扱い、 国民の命を救うことは後まわしにした」と非難した。

秋美愛(チュ・ミエ)最高委員も 「政府とサムスンの誤った判断と誤診、傲慢、これらが複合的に作用し、 MERSを拡散させていることは真に遺憾」と明らかにした。

与党議員もサムスンソウル病院の問題に直撃弾を飛ばした。 金容兌(キム・ヨンテ)セヌリ党議員はこの日の午前、CBSラジオとのインタビューで 「大韓民国で最高の病院であるサムスン病院が、自分たちを信じて任せてくれればきちんと統制する、 大きな問題ではないと言ったので、固く信じた」とし 「サムスン病院は傲慢で、きちんと仕事をしなかったことについて、 道義的責任、物質的責任だけでなく、必要なら法的責任も問わなければならない」と非難した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-06-16 03:54:20 / Last modified on 2015-06-16 03:54:21 Copyright: Default

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