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セウォル号集会での車壁、放水銃、ペッパースプレー乱用に損害賠償請求

民主弁護士会、国家と現場の指揮者を相手に5件の不法行為訴訟

チャムセサン編集局 2015.06.08 16:07

民主社会のための弁護士の会(民主弁護士会)は6月8日午前に記者会見を行い、 4月16日、18日、5月1日のセウォル号惨事1周年追慕集会で発生した警察の5件の不法行為について 国家賠償請求を提起すると明らかにした。

これに伴い民主弁護士会は、大韓民国政府と現場の指揮責任者を相手に、 △4月18日の集会当時の車壁設置行為、 △CCTVを使った集会統制行為、 △放水銃直射放水行為、 △地下鉄出入口の遮断行為、 △5月1日の集会でのペッパースプレー混合放水行為に対し、 法的責任を問う。

▲4月18日の集会で放水銃を直射放水[チャムセサン資料写真]

民主弁護士会のソン・サンギョ事務局長は 「警察は憲法が認めるセウォル号惨事1周年追慕集会を認めるどころか、 反人権的不法行為により、市民の集会参加はもちろん、一般市民の通行も源泉遮断した」とし 「警察の反人権的な不法行為が忍耐の限界を超えたという判断の下で、 市民と共に警察の不法行為の再発を防止し、 責任を問うために国家賠償請求に至った」と明らかにした。

ソン事務局長は、現場責任者の警察公務員個人にも賠償責任を問うことについて 「責任ある態度と警戒心を呼び起こし、 今後も不法行為が再発することを防ぐため」と話した。

シン・ユンギョン弁護士は「放水銃の直射放水や、 放水車に催涙液を混合して放水した行為は、 法令に直接の根拠がない」と指摘した。

今回の訴訟で車壁に関する人権侵害の原告として参加した市民ホン・スンヒ氏は 「4月18日、菊の花を持って出かけたが、献花もできずに車壁で遮られた。 なぜ私が犯罪者扱いされたのかわからない」と明らかにした。

放水銃の直射放水行為の原告として参加したチャムセサンのキム・ヨンウク記者は 「デモ隊から2-3メートル離れた記者がいる所に向けて直射放水したのは、 放水銃を利用した取材妨害の意図が見られる。 直射の放水でカメラがめちゃめちゃになり、 絞りが破裂した状況は最低の範囲で使うことになっている直射放水を 最大限の範囲で乱用したもので、法的判断が必要だ」と話した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-06-10 02:02:13 / Last modified on 2015-06-10 02:02:14 Copyright: Default

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