文在寅「セウォル号施行令の是正措置に総力」

野党圏、修正ない施行令の閣僚会議通過を強く非難

キム・ヨンウク記者 2015.05.06 17:23

政府が5月6日、大統領でもない崔炅煥(チェ・ギョンファン)経済副総理の主宰で開いた閣僚会議で、セウォル号遺族と特別調査委員会がカカシ施行令だと強く反対していた「セウォル号特別法施行令(案)」を議決したことに、野党圏が強く反発している。

文在寅(ムン・ジェイン)新政治連合代表はこの日の議員総会で「議決された施行令は、セウォル号特別法規定に明白に反しているばかりか、セウォル号特調委調査活動を無力化して妨害する施行令だと判断している」とし「議員総会前に党のセウォル号特別委と農海水委連席会議を開き、近日中に農海水委を招集し、施行令に対する是正措置を要求するために党の総力を集めることに決めた」と明らかにした。

徐瑛教(ソ・ヨンギョ)新政治連合院内報道担当者も論評を通じ「重要な内容は一つも修正しなかったのに、修正案と呼びながら閣僚会議まで通過したというのだから呆れる」とし「調査対象の公務員が業務を総括し、調査も政府の調査結果だけを検討するのなら、真実の一切れも取り出せない。大統領は修正案を直ちに撤回しなければならない」と要求した。

金鍾珉(キム・ジョンミン)正義党報道担当者もブリーフィングで「大統領は施行令の裁可を拒否する決断をすることを望む。大統領ができることはこれ一つ」とし「そうしなければ国民は施行令をこれ以上、施行令と認めないだけでなく、大統領を大統領とも認めないということを明確に理解して欲しい」と猛非難した。

国民の会も論評を通じ「今回の事態は、セヌリと新政治連合が国民の意思を無視して捜査権と起訴権を排除した見かけだけの特別法を通過させた必然的な結果」だとし「政府は特調委が作った施行令を受け入れ、新政連は少なくとも特別調査委に捜査権を付与するような法改正に今からでも動け」と要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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Created byStaff. Created on 2015-05-08 03:26:59 / Last modified on 2015-05-08 03:27:00 Copyright: Default

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