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セウォル号特別調査委員長が施行令の問題解決を要求して座り込みに突入

「特調委をカカシにする施行令に大統領の決断を待つ」

キム・ヨンウク記者 2015.04.27 16:30

政府がセウォル号惨事から1年経った状況でも、セウォル号特別調査委を無力化する施行令に対する立場を出さないため、 セウォル号惨事特別調査委員会のイ・ソクテ委員長と常任委員が座り込みに突入した。 イ・ソクテ委員長によれば、海水部は4月24日、一部の国会議員に施行令(案)検討意見を提出したが、問題の条項に対する意味ある変化は全く含まれていなかった。 政府は特に、特調委に施行令修正案も全く知らせていない。 そのため、セウォル号特調委は発足もできないまま、事実上無力化されている状態だ。

イ・ソクテ委員長は4月27日午後1時、光化門のセウォル号焼香所で焼香した後に記者会見を行い、 「セウォル号特別法は船が沈没する過程を生中継で見ていながら何も出来なかった家族が惨事原因を明らかにしてほしいと言って野宿と断食をしながら作った法であり、 600万人を超える市民が署名により作ったとても特別な法」だとし 「だが政府の施行令により、特別法の意味と趣旨は色あせ、 惨事から1年経ってもまともな調査は絶望的で、状況はさらに悪化している」と明らかにした。

[出処:チャムセサン資料写真]

イ・ソクテ委員長は「政府が立法要求した施行令(案)では特調委は活動できない」とし 「特調委は制限なく徹底的に調査するために、政府の介入と干渉を受けない独立した組織でなければならないが、 政府の施行令(案)は特調委をカカシ管制機構にするもの」と非難した。

イ委員長は「特調委の活動は各小委員長と民間調査官を中心に行われるが、 政府の施行令はこれを無力化する」とし 「政府の既存の調査結果を再検討する水準に特調委任務を縮小し、真相究明を妨害する意図を明確に表わした」と説明した。

続いて「すでに立法予告してから一か月余りになる。いつまでもこれを放置できないので、座り込みを始めることにした」とし 「遅くとも30日の次官会議直後の5月1日までに大統領が現状況の解決についての明らかな方法を提示することを要請する。 ここ光化門で大統領の決断を待つ」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-04-28 06:20:05 / Last modified on 2015-04-28 06:20:07 Copyright: Default

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