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「引き揚げなしでセウォル号1周年を迎えられない」

国民対策委、セウォル号引き揚げ要求記者会見を開く

カン・ソンナン記者 2015.03.17 19:13

「不明者家族と遺族の心は一つ、志は一つです。 私たちが政府に願うことは、子供を探してくれて、子供の友人を探してくれということです。 お願いします……」。

336日目、2014年4月16日を生きている母の弱った体は 最後の発言まで粘ることができず、記者会見の横断幕の後に倒れた。

(社)4・16家族協議会、セウォル号惨事国民対策委員会(国民対策委)は3月17日、 青瓦台が目の前に見えるソウル市鍾路区清雲洞住民センターの前で対国民呼び掛け記者会見を行い、 不明者の完全収拾とセウォル号の完全で早急な引き揚げを要求した。

国民対策委は「セウォル号引き揚げ計画さえなく、惨事1周年を迎えることはできない」とし 「一日もはやく不明者を収集し、証拠を毀損しかねない船体の破損をせずに完全に引き揚げること」を要求した。

▲国民対策委はセウォル号引き揚げ計画なく惨事1周年は迎えられないとし、不明者の完全収拾と早急な船体引き揚げを要求した。(c)カン・ソンナン[出処:教育希望]

そのために不明者家族が行っている青瓦台、光化門の1人デモに市民の参加を訴える一方、こうした動きを全国に拡大する計画だ。 家族は4大宗団の首長と面談するなど、宗教界に引き揚げ要求声明を訴えるのはもちろん、 国会議員の署名を進め、4月の国会で最初の案件としてセウォル号引き揚げ要求決議案の上程に努力すると明らかにした。

4月初めにセウォル号引き揚げのための国民討論会を開き、 惨事1周年になる前にセウォル号引き揚げの世論を形成する計画だ。

4・16家族協議会を代表して対国民要請文を朗読した不明者ホ・ダユン学生のお母さん、 パク・ユンミ氏は「じっとしていれば死にそうで、私の子供、私の家族を見る前には死ぬこともでず、 どんなことでもしなければならないという気持ちで彭木港を離れ、 青瓦台の前と光化門広場で返事のない1人デモを始めて今日で20日目。 私たちの家族は『遺族になるのが願い』になってしまった私たちの絶叫をあげ、 国民の皆様に訴えるためにここに立った」とし、 政界にセウォル号の引き揚げを要求した。

国民には、一緒に ▲不明者捜索とセウォル号引き揚げ要求1人デモ、 ▲引き揚げ要求署名運動をしてくれることを訴えた。(記事提携=教育希望)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-03-18 13:34:14 / Last modified on 2015-03-18 13:34:15 Copyright: Default

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