韓国:キャンドル連行者の有罪/無罪はシンデレラの門限が基準 | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(12/25) ・レイバーネットTV(11/13) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(11/22) ・ブッククラブ(10/12) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第96回(2024/11/15) ●〔週刊 本の発見〕第368回(2024/11/21) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/11/14) ●川柳「笑い茸」NO.157(2024/9/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第95回(2024/9/10) ●「美術館めぐり」第5回(2024/11/25) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
狂牛病キャンドル連行者の有罪・無罪はシンデレラ帰宅時間が基準夜間集会、限定合憲シンデレラ法になるか…深夜0時前の連行は無罪、過ぎれば有罪
キム・ヨンウク記者 2014.12.02 17:59
2008年の狂牛病キャンドル集会に参加した市民にシンデレラの帰宅時間を基準として起訴の有無と宣告を判断していることが論議がおきている。 深夜0時に時計の鐘が鳴る前に帰宅しなければ、魔法が解けたシンデレラのように憲法が保障するデモの権利も、時計が深夜0時の鐘で解体されるということだ。 6年前の2008年の夜間キャンドル・デモ参加者に対し、 今になって1審と控訴審を開く理由は、今年の3月27日に集会および示威に関する法律(集示法)10条の夜間デモ限定違憲が決定された後、 中断されていたキャンドル集会裁判が再開されたためだ。 憲法裁判所は深夜0時前までのデモを禁じているのは明白な違憲だと限定的に解釈しつつ、深夜0時以後のデモ禁止については立法者が決める余地を残した。 これは深夜0時以後のデモが不法だと決めたものではなく、国民と国会が決める余地を残した判決だが、 この判決を1審が機械的に適用して実刑と罰金刑を大挙して出し、問題が発生している。 裁判所が約900人のキャンドル参加者を9月から3か月間、集中的に裁判して具体的な事実関係の把握をせず深夜0時以後の連行を有罪・無罪の判断の基準としているという指摘だ。 民主弁護士会の弁護士らが直接集計した結果、キャンドル集会関連の裁判が進行中の被告人は略式起訴862人、正式起訴83人の950余人だ。 人権団体と民主弁護士会などは12月2日午後、裁判所-検察庁三叉路で記者会見を行い 「0時以後に連行された参加者を機械的に起訴する検察と、 起訴されたとおりに機械的に有罪判決を出す裁判所を糾弾する」として無罪を要求した。 民主弁護士会のパク・チュミン弁護士は 「憲法裁判所が時間を切って0時を基準に判断したため、集会デモの自由を機械的に保障される形態になった」とし 「それを大法院も同じ趣旨で受け入れる判決をした。 その結果、6年ぶりに再開される各種の夜間集会、デモ事件で12時を過ぎたかどうかというたった一つの基準で有罪と無罪が分かれている」と指摘した。 パク・チュミン弁護士は 「集会デモの自由は単純な犯罪ではなく、憲法上の基本権を行使する行為」とし 「その行為が11時59分に行われたか、0時1分に行われたか、 果たしてどれほど大きな差があるのか疑問だ」と批判した。 参与連帯のアン・ジンゴル共同事務局長は 「11時59分までのデモは無罪なのに、しばらく何かがあってしばらくいたことを理由に有罪だということは誰も納得できない」と声を高めた。 人権団体連席会議のランヒ活動家は 「キャンドル集会の時に多くの市民が血を流したが、 公権力の暴力性はみんな消え、むしろ0時を過ぎたという理由だけで市民の正しい行動が有罪判決を受けている」とし 「裁判をするということは、単に法典の文句を機械的に適用するのではなく、 そのような行動をした理由と背景、さまざまな相互作用、なぜ人間にとってそれが重要なのかを綿密に調べることだ」と強調した。 ランヒ活動家は「キャンドル集会の参加者は、夜0時を打てば戦っていても家に帰らなければならないシンデレラなのか」とし 「連行時間も警察が作成した基準で不明であり、それも記録にしかない」と指摘した。 続いて「9月、10月、11月に裁判所はほとんどがキャンドル集会の裁判で満杯になった」とし 「裁判所も当初、現在の事件ではなく何年か経った事件で、 きちんと当時の状況を調べる手続きもせず、拙速に宣告をしている」と批判した。 当時、狂牛病対策会議常任運営委員だったパク・ソグン韓国進歩連帯共同代表は、 弁論再開申請を要請したが拒否され、直ちに宣告を受けた。 パク・ソグン代表は11月24日、懲役1年に執行猶予2年を受けた。 パク・ソグン代表は「キャンドル集会は6時〜7時に始まり、24時の前に終わったり、 24時を少し過ぎたりしたが、6時〜7時に始めれば一つの集会とみるべきだ。 24時以前が無罪なら、その後も無罪でなければならないのに、 とても恣意的に切って有罪・無罪を分けるのは正当ではない」と話した。 これらの団体は以後、裁判所-検察三叉路の前で毎日1人デモを行い、 12月10日には瑞草洞弁護士文化会館で関連討論会を開く予定だ。 また17日の午後7時から弘大駅カトリック青年会館でキャンドル集会に参加した市民と慰労と連帯を確かめるコンサートを開く計画だ。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2014-12-03 12:14:23 / Last modified on 2014-12-03 12:14:24 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |