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希望守備隊の希望は解雇労働者の名誉回復

[寄稿]双竜車国政調査で真実を明らかにして正義を立てよ

パク・ピョンウ(希望守備隊) 2013.06.05 18:27

この4年間、話も多く、問題も多かった双竜車会計操作。結局、数日前からその物証が浮上し始めた。もちろんこの証拠さえ氷山の一角で、これまで冷たい遺影の中に永遠に閉じ込められていたかのような真実が徐々に浮上している。解雇された労働者たちが4年間、冷たい道端をさ迷って、この人、あの人に頼み、夜も眠らずに解明してきた真実の糸口が結局光を見るようになった。

とても虚しかった真実の糸口。数日前に明らかになった会計操作の代表的物証 は、他でもない2008年度の会計監査調書。監査調書とは、監査報告書に記載さ れた数値がどんな根拠から算出されたのかを明らかにする書類だ。数学の問題 に正解があるとすれば、その正解を解説する過程がまさに監査調書だ。コイン の両面のように付いて回るほかはない不可分の存在だ。ところでその中に含ま れた解説の過程と正解が食い違っていて、数値もめちゃくちゃで、千億以上の 有形資産いくつかを丸ごと脱落させていた。会社の価値を下げるためにあらゆる 方法を動員したことで、いろいろ珍しいことになったのだ。

昨年、双竜車会社は裁判所から2008年度の監査調書の提出を命令され、先送り に先送りを重ね、結局文書にある数字と文字を半分以上圧搾し押しつぶして送っ た。いくら虫眼鏡を使っても文字が読めないように。知っている人の間でこの 文書は「圧搾文書」、「不可読文書」と呼ばれた。ところでこの1年間、解雇者 がその文字一つ一つを読みといて、まるで古代文字のメッセージを解釈するよ うに解読した結果が、数日前の会計操作暴露記者会見の主な内容になった。

もし昨年、まともな調書を受けていれば? 話はずいぶん変わっただろう。こん なに死ぬほど飢えなくても、零下20度前後の業務引継委員会の前でぶるぶると 震えながら野宿しなくても、あの高い鉄塔で3回も季節を迎えなくても良かった だろう。ところがまだ彼らはその監査調書を提出せずにいる。先日、会計操作 の言葉が出ただけでも、まるで伝家の宝刀のように引用される金融監督院も、 文書の提出を公式に拒否したが、その理由は本当に見苦しい。その調書の中に 内密な営業機密が入っていたとかどうだとか。営業機密? 営業機密とは何か! ぷんぷん臭う会計操作の機密が含まれていたのだろう。そういえば、明らかに 知りつつ黙認したので、素直に提出できなかったのだろう。

昨日、双竜車と「虚偽」の監査報告書を作成したアンジン会計法人が反論報道 資料を発表したというので、その内容をいろいろ調べてみると、あまり使えそ うな内容もなさそうだ。要約すれば、法廷に提出した資料の他に自分たちの引 出しの中にはもっと資料があるという話だが、法廷提出資料が玉ネギでもない のに、そんな言葉を誰が信じられるか。

人をクビにする時はあれほど迅速正確に飛びかかり、一人の誤差もなく殴り倒 したのに情けない。そういえば、だからその資料を廃車を潰すように押しつぶ して提出したのだろう。これほどなら誰でも読めるように資料公開するべきで はないだろうかと思う。どうせもう、会社も金融監督院も、隅に追い込まれて 窮余の策のように見えるからだ。

[出処:チャムセサン資料写真]

双竜車の解雇労働者たちは、必ずその名誉が回復されなければならない。彼ら は国家が管理する法定管理中に、不法に計画された整理解雇を受け、暴徒とい う汚名までかぶったまま、公権力に無惨に踏みにじられ、工場から追い出され たのだから、必ず国家から謝罪とともに応分の賠償を受けるべきだろう。この 大きな課題が双竜車国政調査が必要な核心的な理由の一つだ。

「共に暮らそう、希望守備隊」は、双竜車解雇労働者たちの名誉回復のために 集まった人々で、われわれは彼らが大切な家族の家長として、労働者として、 市民として、国民として、必ず名誉を取り戻し、堂々と工場に戻る日まで共に すると心を決めた人々だ。この前「双竜車解雇労働者H-20000プロジェクト」の 過程で、たとえ彼らが若さを捧げた工場ではなくても、彼らが過去の記憶を生 かして車を組み立てて感じたときめきと感動に目がしらを濡らすこともした。

4年間、冷たい道端で生活して闘った彼らが、世の中でたった一台の自動車を作 り、世の中に初めて披露する。このプロジェクトに参加した多くの希望守備隊 と共に、6月7日、ソウル広場に集まって双竜車解雇労働者が堂々とした労働者 の自尊心をかけて、あの冷たい胸の中にまた暖かい希望を抱いて作った車を見 たい。もちろん、この文を最後まで読んでくれたすべての予備「希望守備隊」 と一緒に!

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-06-06 19:51:47 / Last modified on 2013-06-06 19:51:48 Copyright: Default

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