韓国:双竜車解雇者、4年ぶりに自動車を組み立てる | |||||||
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双竜車解雇者、4年ぶりに自動車を組み立てる...油まみれで作ったH-20000「自動車組み立て、私の体は覚えていた」...6月7日ソウル広場モーターショーで公開
チョン・ジェウン記者 2013.05.12 17:59
双竜車の解雇者たちが5月12日午前、京畿道龍仁市のある工場に集まり、本格的に自動車作りを始めた。双竜車会社が無視した解雇者たちは、自分の作業服を着て一つずつ部品を組み立てた。左胸に「希望」の象徴のバッジがつけられた新しい作業服はいつのまに油の染みがついた。 双竜車の解雇者たちが2万の部品から自動車を作る「H(heart)-20000」プロジェ クトは、双竜車の国政調査を要求し、整理解雇の弊害を知らせるために双竜車 希望守備が企画した。双竜車の現場ではないが、彼らは久しぶりに触る自動車 の工具だと言いながら感慨に浸っていた。2009年、大規模整理解雇に反対して 77日間の玉砕ストライキをした解雇者約30人は4年間、道路で戦った。 [出処:チャムセサン キム・ヨンウク記者] ▲チャムセサン キム・ヨンウク記者 [出処:チャムセサン キム・ヨンウク記者] 昨年の国会聴聞会で会計操作、計画倒産などの疑いが浮上し、双竜車整理解雇 の不当性が社会的に暴露されたが解雇者の復職は行われなかった。朴槿恵(パク・ クネ)大統領が大統領候補だった時に約束し、与野を問わず政界が口をそろえた 国政調査も行われていない。その上、24人の双竜車の労働者とその家族の死を 追慕する双竜車大漢門焼香所は強制撤去された。 4年間、断食、野宿、高空籠城などで自分の身を顧みずに闘って、赤い鉢巻きが 似合うようになった解雇者も、今日だけは作業服を着た労働者に戻った。ほと んどが勤続年数10年以上という解雇者だけに、相当な技術者もうらやむほどの 「熟練工」フォースを誇った。自動車のフレームの油汚れを取るためのソルベ ントの臭いが立ち込めて、気分は悪くないかと聞くと「故郷に帰ったようだ」 と笑いを隠せない様子だった。 釜山整備事業所出身の解雇者ユン・チュンヨル氏は「長く解雇者の境遇で暮ら してきたので、自動車を組み立てると言われた時、最初はできるのだろうかと 思った」とし「しかし子供の頃に海で泳いだように、体が覚えたことは、体が 忘れていないようだ。すぐに感覚が戻った」と話した。解雇から4年間働くこと ができなかったが、93年に双竜車に入社してから2008年までの15年間、 整備労働者として生きてきた歳月までが消えたわけではなかった。 自動車組み立ての総責任者を引き受けたムン・ギジュ双竜車支部整備支会長の 顔にも微妙な表情が浮かぶ。彼は「感慨が新た」とし「まだ忘れていない。私 は働ける。ただ最初は遅いような気がしたが、仕事を始めると、作業の順序、 方法など、全てを思い出す」と話した。ムン・ギジュ支会長は、双竜車で30年 整備労働者として生きてきた。 自動車の組み立てが始まると「熟練工」の真価が発揮された。数年前、双竜車 の労働者の手で組み立てられた2004年式のコランドは、組み立て前日、解雇者 によって分解された。ばらばらに分解されたコランドは、古い部品が交換され、 油汚れが磨かれ、緩んだ部品が締め直され、世界のどこにもないH-20000プロジェ クト自動車として生まれ変わり始めた。錆ついていない解雇者の手でフレーム に車輪が取り付けられ、エンジンとボディが装着されていった。 多くの双竜車の製品の中から解雇者たちがコランドを選んだのは理由がある。 解雇者のコ・ドンミン氏は「どんな車種を選択するのか悩んだが、コランドに することにした」とし「われわれは解雇され、ツーリスモ、コランドCのような 新しい車は作ったことがない。私たちが働いていた時には、双竜車製品の中で 大衆的に一番知られていたのがコランドだ」と話した。 ▲チャムセサン キム・ヨンウク記者 [出処:チャムセサン キム・ヨンウク記者] ムン・ギジュ支会長は、組み立ての開始を伝えながら「作業場と装備など、難 しい条件で自動車組み立てを始めるが、現場に戻りたいという切実な気持ち、 国政調査をしなければならないという切実な気持ちを感じた」とし「こうした 気持ちが集まって、整理解雇ない社会を作ろう」と強調した。 希望守備の朴来根(パク・レグン)「人権中心の人」所長は、「市民と共に国政 調査を要求しようとH-20000プロジェクトを始めた」とし、解雇者の復職も重要 だが、国政調査による真相究明は双竜車事態解決の糸口として避けられない」 と強調した。それと共に彼は「まだ市民のH-20000プロジェクト事業への参加は 低調だが、今日、自動車の組み立てを始めたことから本格的に事業を知らせ始 める」とし「何よりも広報と市民の参加が重要だ。国政調査もまた市民の巨大 な要求があれば可能になる」と伝えた。 完成した自動車は、6月7日、ソウル広場でのモーターショーで公開される予定だ。 この日は2009年に法的な整理解雇が始まった日で、汎国民大会と作文当選者への 自動車寄贈イベントなどが開かれる。4月1日〜30日まで、プロジェクト参加者 2万人の募集と自動車の名前の公募、5月10日〜6月4日の組み立て段階と移動段階 を経て、組み立てた後に美術作家が自動車の外装デザインをする。 [出処:チャムセサン キム・ヨンウク記者] 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2013-05-13 10:36:01 / Last modified on 2013-05-13 10:36:02 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |