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竜山惨事拘束者2人、刑期3か月残して仮釈放

拘束者6人はまだ獄中に... 「赦免のために戦う」

ソン・ジフン記者 2012.10.24 15:00

2009年の竜山惨事の時に拘束された撤去民2人が仮釈放される。彼らは10月26日 金曜午前10時にそれぞれ公州刑務所と全州刑務所から出監する。竜山惨事真相 究明委は、拘束者の出監直後に刑務所の前で簡単な歓迎行事を行い、その後、 公州と全州の中間地点の大田付近で公式な歓迎式を開催する。

彼らは4年の刑を宣告されて3年9か月服役し、3か月の刑期を残して仮釈放され る。彼らはこれまで何度も定期仮釈放対象に名前があがるなど、模範囚として 服役してきたが、いつも法務部の仮釈放審査から脱落した。今回の仮釈放で、 残る竜山惨事関連拘束者は6人になった。拘束者たちは長ければ来年の10月まで 服役しなければならない。

竜山惨事真相究明委員会は、今回の仮釈放を歓迎しつつ、赦免されなかったこ とに残念さを現わした。竜山惨事真相究明委は拘束者の赦免を要求してきた。 8月には光復節特別赦免を要求して市民告発運動を行ったが、結局政府は彼らを 赦免しなかった。

竜山惨事真相究明委のイ・ウォノ事務局長は、「現政権では事実上赦免を期待 できない」とし「誰が大統領になり、どんな政府が発足しても、拘束者の赦免 要求と責任者の処罰を要求する活動を続ける」と明らかにした。

真相究明委のパク・レグン執行委員長は自分のSNSに「彼らが帰ってきます。 しかし、まだ6人が監獄に閉じ込められています」という言葉で、残された 拘束者に対して残念に思う心を伝えた。

今年のはじめに封切られた『二つの扉』により、竜山惨事犠牲者と拘束者への 大衆的な関心が高まった。映画は現在オーストラリアでの封切りを控えている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-10-25 07:22:52 / Last modified on 2012-10-25 07:22:52 Copyright: Default

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