韓国:豪州領事が「二つの扉」上映推進同胞の捜査を要請 | |||||||
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カン・スザンナ オーストラリア領事、「二つの扉」上映を推進した海外同胞の捜査を要請竜山惨事の検事の前歴...オーストラリア連邦警察に脅迫容疑申告
チョン・ウニ記者 2012.10.19 07:29
オーストラリアのシドニーにある韓国総領事館の領事、カン・スザンナ検事が 「二つの扉」上映会を進めたオーストラリア同胞を脅迫の容疑で通報し、問題に なっている。 オーストラリアのシドニーにある民族教育文化院(KRC:Korean Resource Centre)などのシドニー海外同胞団体が来る10月26日に「二つの扉」上映会を開 くことにして、カン・スザンナ領事に公開招請書簡を発送した。すると、竜山 惨事を捜査した検査だったカン・スザンナ領事は、上映会を推進したチ・ソンス 牧師(シドニーサランバン代表)を『外交官に対する脅迫と身辺の危険の容疑』で オーストラリア連邦警察に申告した。この事実はオーストラリア連邦警察が チ・ソンス牧師を調査したことで明らかになった。 カン・スザンナ検事は「二つの扉」で警察特殊部隊員を尋問する過程で、声だけ が登場する『ボイスオーバー』(voice over)で登場している。 ▲竜山惨事裁判現場検証をしたハン・ヤンソク部長判事(中)、キム・ヒョンテ弁護士(左)、カン・スザンナ検事(右) チ・ソンス牧師によれば、通報を受け取ったオーストラリア連邦警察は、韓国 総領事館を訪問してカン・スザンナ領事など領事館職員3人と会い、事実関係を 確認した。また、オーストラリア連邦警察調査官2人が10月12日の午後4時、 オーストラリアのストラスフィールドにあるパク・ウンドク弁護士の事務室で チ・ソンス牧師と会った。調査官との面談にはオーストラリア建設労働組合 (CFMEU)など、上映会の主催者側の他の関係者も同席した。 この席でオーストラリア連邦警察は、「カン・スザンナ領事がオーストラリア 連邦警察に『外交官に対する脅迫と身体の危険の容疑』でチ・ソンス牧師への 捜査を依頼した。正式に起訴されたわけではないが、事実確認の意味で来た」 と訪問の理由を説明し、「関連法(国際的に保護される外交官に対する法、 Crimes-Internationally Protected Persons-Act)に違反すれば10年以下の懲役 になる」と明らかにした。 オーストラリア連邦警察はまた「オーストラリア政府は自国内の外国総領事館 前での平和デモなど、正当な抗議行為は法で保障する」という説明も付け加えた。 チ・ソンス牧師「上映会計画をあらかじめ知らせたところ申告」チ・ソンス牧師はチャムセサンとの電話通話で「カン・スザンナ領事に、何の 脅迫も身体危害も加えたことはなく、そのような意図もなかった」とし「狭い 海外同胞社会なので、イベントを計画する時からあらかじめ領事館に知らせ、 後で当惑を感じないように配慮したのに、まさに韓国領事は海外同胞に脅され ていると、私をオーストラリア警察に申告した」とあきれていた。 彼は「今回の事件はカン・スザンナ領事の個人的な問題というより韓国検察の 公安的な態度があらわれたこと」と指摘した。 外交通商部、「全く知らない事実」今回の事件について外交通商部西南アジア太平洋課の関係者は10月18日、 チャムセサンとの最初の通話で「全く知らない事実」と答えた。 続いてチャムセサンが再度、カン・スザンナ領事の申告に関する事実の確認を 要請すると、外交通商部関係者は「カン・スザンナ領事と直接通話したが敏感 な事案なので(カン・スザンナ領事が)直接電話をくれと言った」と伝えた。 チャムセサンはその後、何回もカン・スザンナ領事との通話を試みたが、通話 はできなかった。シドニーの韓国総領事館の関係者は「カン・スザンナ領事は 外部でフォーラムがあり、領事館に帰ってこない」とし「連絡先は知らせられ ない」と明らかにした。 現地海外同胞、「外交官が海外同胞を申告するとは」オーストラリア連邦警察との面談に同席したオーストラリア建設労働組合 (CFMEU)のコ・ジンマン氏は「自国の映画の上映会を開く海外同胞たちにそんな 容疑をかぶせるのが公安検事の常識なのか知らないが、オーストラリアの常識 では理解できない」と指摘した。オーストラリア移民生活12年目の彼は「生業 に従事する海外同胞が時間を割いてボランティアをしているのに外交官が韓国 の海外同胞を連邦警察に申告した事例は初めて」と付け加えた。 「二つの扉」のキム・イラン監督も「映画の上映がどうして威嚇だと思うのか、 驚くほど」とし「『二つの扉』は竜山惨事について多様な接近をしようという 試みなのに、カン・スザンナ領事が本人への攻撃だと解釈するのは、公人とし てふさわしくない」と指摘した。 上映会の主催側は、竜山惨事遺族のチョン・ヨンシン氏、「二つの扉」のキム・ イラン、ホン・ジユ監督も招待した。彼らの活動が始まれば、オーストラリア のマスコミも関心を寄せるものと予想される。 一方、法務部駐在官で今年の3月にオーストラリアのシドニー総領事館に派遣さ れたカン・スザンナ検事は、大邱地検とソウル中央地検公安部に在職していた 時、MBCの狂牛病報道事件と竜山惨事事件を担当した代表的な公安検事だ。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2012-10-20 04:03:26 / Last modified on 2012-10-20 04:03:26 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |