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済州海軍基地反対で拘束された宗教家が執行猶予で釈放

キム・ジョンウク神父、イ・ジョンフン牧師...執行猶予2年罰金10万ウォン宣告

チョン・ヒョンジン いまここ記者 2012.04.04 16:41

クロムビ発破を防ぐため済州海軍基地事業場に入ったイェズス会のキム・ ジョンウク神父とヌルプルン教会のイ・ジョンフン牧師が執行猶予と罰金刑を 宣告された。

4月4日、済州地方法院刑事2単独キム・ギョンソン判事は暴力行為などの処罰に 関する法律違反(集団・凶器等器物損壊)などの容疑で起訴されたキム・ジョン ウク神父に懲役8か月・執行猶予2年と罰金10万ウォン、イ・ジョンフン牧師には 同じ嫌疑で懲役1年・執行猶予2年と罰金10万ウォンを各々宣告した。

キム・ギョンソン判事は判決文で「被告人は有罪が認められるが、司祭と信仰の 良心により行動した点、個人的利益のための行動ではないという点、犯罪前歴が ない点などを考慮して、このように判決する」と明らかにした。

キム・ジョンウク神父とイ・ジョンフン牧師は3月30日に開かれた初尋問で懲役 1年・罰金15万ウォン、懲役1年6か月・罰金10万ウォンを求刑された。

▲出所後キム・ジョンウク神父(中央の青い服)[出処:崔ヨンミン神父]

このような判決に対してイェズス会側は「執行猶予を受けたが、厳格に拘束刑 であり、これから身動きできないように手足を縛ったのと同じだ。判決はもち ろん、初めから不当に拘束されたことは容認できない」と糾弾して、「これは 政治的判決としか思えず、法の精神と正義を共に拘束した。これからイェズス 会次元で控訴など今後の対処を議論する」と明らかにした。

また「キム・ジョンウク神父の拘束は、イェズス会会員だけでなく多くの人々 に平和と連帯の重要性を呼び覚ました事件だった。済州海軍基地に対する関心 はもちろん、正義と平和に取り組む人々が話を伝えている」とし、「キム・ジョ ンウク神父の裁判の結果とは無関係に、イェズス会は済州海軍基地事業の不正 に抵抗する、この事業が中断するまで現在奉献しているミサをはじめ、できる 努力をすべて傾ける」と伝えた。

この日の宣告公判に参加したある市民は、キム・ジョンウク神父の出所に喜び ながらも、「平和のために行動した聖職者がとんでもない理由で拘束され、 法の執行が正義から逸脱しても、教会が何の声もあげないことが本当に残念だ」 と心境を伝えた。

一方、2月24日、済州海軍基地建設の不法工事に抗議して業務妨害、特殊公務 執行妨害、集会デモなどで執行猶予を宣告された12人のカトリック聖職者と 修道者も全員が控訴し、一週間前に検察側の控訴理由書を受けた。(記事提携= カトリックニュース・いまここ)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-04-05 06:27:01 / Last modified on 2012-04-05 06:27:04 Copyright: Default

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