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竜山惨事キム・ソッキ、大阪総領事に内定...『報恩人事』の議論へ

「外交部が判断して準備した人事」

キム・ドヨン記者 2011.01.10 10:04

2009年の竜山惨事の当時、無理な強制鎮圧の責任を取って辞任した キム・ソッキ前ソウル警察庁長官が日本の大阪総領事に内定し『報恩人事』 の議論が予想されている。

1月10日の中央日報の報道によれば、外交通商部の年初公館長人事でキム・ソッキ 前警察庁長官内定者(前ソウル警察庁長官)が日本総領事に内定したという。

外交消息筋によれば、「外交部は先週、キム前候補者を大阪総領事に内定する などの公館長人事案を青瓦台に報告し、裁可を受けた」とし「これは外交部の 人事刷新次元で、何人かの外部の人物を公館長にする措置の一環」だという。

消息筋は、キム前庁長候補者が日本の警察隊を卒業した後、1994〜97年に大阪 総領事館に勤め、2000年から4年間、駐日大使館外事協力官をしていた点が考慮 されたとし、キム前候補者が在日韓国人の44%(26万人)が暮す大阪地域の総領事 に内定したのは、外交部が事情を判断して準備した人事ではないかという指摘を 受けるかもしれないと付け加えた。

今回の人事について、竜山惨事真相究明委が強く反発している。竜山惨事真相 究明対策委のイ・ウォノ事務局長は「恐ろしい惨事により辞任した人を、まだ 真実も明らかにならない状況で、2年もたたないうちに別の要職に起用するのは おかしい」とし「今回の人事は誤った鎮圧作戦を認めず、人々の叫びを公権力 の力で押し潰すことに何の遠慮もしない李明博政権の態度をありのままに示す」 と批判した。

キム・ソッキ前ソウル警察庁長官は2008年7月、ソウル警察庁長官になり、わず か半年の2009年1月に警察庁長官候補者に指名されたが、同年1月20日、竜山の 撤去民の座り込みを警察が強制的に鎮圧した過程で6人が死亡し、23人が負傷、 23日で候補を自主的に辞退した。当時、李明博大統領はキム前候補者の辞任を 「残念な人が出て行く」と惜しんだという。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-01-11 01:29:17 / Last modified on 2011-01-11 01:29:19 Copyright: Default

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