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国家人権委公権力動員、陳情書提出霧散...2人連行

占拠座り込みをしていた2人が高熱などで応急室に移送

ホン・クォンホ記者 2010.12.07 09:20

国家人権委員会(以下、人権委、ヒョン・ビョンチョル)の公権力動員を糾弾し て陳情書を提出しようとする記者会見の場で、また公権力により陳情書提出が 失敗した。また2人の参加者が公務執行妨害と暴行容疑で連行された。

6日午後2時、障害者活動支援サービス権利保障のための共同闘争団主催で人権委 ビルの1階ロビーで『国家人権委員会公権力動員糾弾およびヒョン・ビョンチョル 人権委員長辞任要求記者会見』が開かれた。

▲記者会見の参加者たちが陳情書を見せながら出入の統制を解けと要求している。

参加者たちは12月3日、人権委が南大門警察署に事務室封鎖闘争中の障害者を 強制解散させ司法処理を要請する文書を送ったことを糾弾して人権委に陳情書 を提出しようとした。

しかし警察は人権委の入口を盾でふさぎ、陳情書の提出を防いだ。またこの日 開かれた人権委全員委員会の会議を傍聴するために申請した人々も、まったく 接近が遮断された。そのため中に入ろうとする重症障害者活動家と警察の間で 小競合が起きた。

この過程で城北障害者自立生活センターの朴某氏が連行され、韓国障害者自立 生活センター協議会のアン某氏はビルの外で警察が電動車椅子の進入を阻止し、 これを支援する過程で警察に連行され、南大門警察署に移送された。参加者は 「これ以上人権委に期待しない」とし、陳情書を破って抗議して午後5時に整理 集会を開き解散した。

▲韓国障害者自立生活センター協議会アン某氏が人権委建物を出て連行されている。

この日の記者会見で全国障害者差別撤廃連帯パク・キョンソク常任共同代表は、 「人権委が12月3日に南大門警察署に何度も文書を送り、事務室封鎖闘争をして いる重症障害者を強制解散し、司法処理しろと要請した」とし「今でも警察力 が人権委に配置され、出入を統制しており、11階学習室占拠座込場には食事の 搬入と活動補助人の交替しか許さない」と伝えた。

朴常任共同代表は「人権委は社会的弱者の権利を保護する義務と責務があるの に、委員長問題で人権がまともに守られないことに目をとじており公権力投入 まで要請した」とし「本当に残念で怒りが込み上げ、これから人権委がどこへ 行くのか不安な心を隠せない」と糾弾した。

韓国障害者自立生活センター総連合会のチョン・マヌン闘争委員長は「11階の 学習室占拠座込場に食事を搬入することはできたが、活動補助人が足りず、 トイレに行くのが難しい」とし「人権を保護する次元で活動補助人は支援され るべきで、今後、これについて問題を提起する」と明らかにした。

ソウル障害者差別撤廃連帯のイ・ウォンギョ共同代表は「私たちが人権委に入っ た理由は、韓国の多くの障害者がくやしさを話せる所はここしかないため」と し「人権委で働く人の仕事は委員長を正しく立たせることで、われわれは最後 の希望を持って人権委の人権侵害に対して人権委に陳情する」と強調した。

▲6日午前8時30分男性重症障害者1人が高熱と腰痛などを訴えて応急室に移送された。

一方この日の午前8時30分と午後5時40分頃に人権委11階学習室占拠座込場にい た男性重症障害者1人と女性重症障害者1人が高熱と腰痛み、疲労などを訴えて、 それぞれ救急車で応急室に運ばれた。

この日の記者会見に参加するために3人が占拠座込場から降りてきたが警察の封 鎖で上がれず、現在人権委の11階座込場には重症障害者五人が座り込みを続け ている。(記事提携=ビーマイナー)


Created byStaff. Created on 2010-12-08 09:17:57 / Last modified on 2010-12-08 09:18:04 Copyright: Default

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