韓国:サムスン半導体被害者96人、死亡者31人 | |||||||
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サムスン半導体被害者96人、死亡者31人国政監査に先立ちサムスン白血病の根本対策を要求...遺族、パノルリム証人出席も
チョン・ジェウン記者 2010.10.05 18:39
半導体労働者の健康と人権を守る会パノルリム(以下パノルリム)が10月5日9時、 雇用労働部国政監査場(果川政府総合庁舎)の前で記者会見を行い、サムスン半 導体の職業病問題についての徹底的な国政監査と根本対策を要求した。 10月5日、環境労働委員会雇用労働部の国政監査で、サムスン半導体件が集中的 に扱われる。サムスン半導体白血病死亡労働者故ファン・ユミ氏の遺族ファン・ サンギ氏、パノルリム活動家イ・ジョンナン氏がこの日国政監査参考人として 出席する。 パノルリムは2007年からサムスン半導体白血病問題に対し、サムスンと労働部、 勤労福祉公団、産業安全保健公団に疑惑を提起し続けたが、何の対策も用意さ れず、三星(サムスン)電子工場労働者の職業病情報提供が絶えず続いてきたと 指摘した。 パノルリムが確認したサムスン労災被害情報提供は、現在までに96人になり、 このうち死亡者は31人にもなる。リンパ造血系ガンは42人、このうち13人が死 亡した。脳腫瘍の被害情報提供だけで9人になり、子宮ガン、卵巣ガン、乳ガン、 肺ガン、黒色腫、生殖細胞腫、肝臓ガン、骨肉腫など、多くのガン被害と再生 不良性貧血、多発性硬化症、多発性神経炎症、ルーゲリック病など多くの珍し い疾患被害者が存在する。 パノルリムは、生殖毒性の被害者、つまり流産と不妊、深刻な生理不順や奇形 児出産などの生殖毒性被害者は、ガン被害者よりはるかに多いと伝えた。 労働部傘下機関の産業安全保健公団が2008年に実施した実態調査では、サムス ン半導体での白血病などリンパ造血系ガン被害は10年間で19人、このうち7人が 死亡したと調査された。 記者会見団は「半導体産業がクリーン産業だというのは完全な虚構で、どの産 業よりも職業病の割合が高いという事実は、すでに米国と英国など、早くから 半導体産業が盛んになった先進国ではよく知られた事実だ。韓国は、サムスン 半導体が世界のメモリー半導体市場で1〜2位を占めると自慢するだけで、まだ 半導体産業の職業病の高いへの実態調査もきちんとしていない」と指摘した。 『サムスン白血病』が社会的に伝えられ、労働部の調査と産業安全保健公団、 勤労福祉公団の疫学調査、および労災審査が問題になった。 サムスン白血病の遺族とパノルリムは、労働部と産業安全保健公団、勤労福祉 公団が「何年ものでたらめな疫学調査で、職業病の原因と露出の証拠を見つけ られなかった」とし「多くの被害者の職業病主張を一蹴し、労災申請に不承認 を乱発してきた」と主張した。 実際、サムスン電子の白血病被害者をはじめ、労災が申請された16件のうち、 審議された9件はすべて不承認になった。あとの7件は現在審議中だが、不承認 になる可能性が高い。 またサムスン側は巨額の金で被害者を懐柔し、労災申請を放棄させるなどなど の妨害を行っているという主張が遺族から提起されている。 パノルリムは国政監査で、「サムスンの職業病の責任と政府機関の無能力・無 責任な対応で、半導体職業病被害労働者に苦痛を転嫁している現実が指摘され、 サムスンと政府の責任ある対策の契機にしろ」と主張した。 一方、参与連帯は、ソウル大学校産学協力団が2009年に実施した『半導体工場 危険性評価研究』の一部の『サムスン電子器興工場の露出評価部門諮問報告書』 を先週公開した。この報告書では、2009年のサムスン半導体器興工場化学物質 露出管理の問題と当時の政府機関の調査の限界をありのままに見せている。(記 事提携=メディア忠清) 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2010-10-06 02:54:06 / Last modified on 2010-10-06 02:54:09 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |