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「現代車非正規職労働者の目つきが変わった」

[金属労働者=蔚山現代車現場(2)]イ・サンス現代車蔚山非正規職支会長インタビュー

キム・サンミン(金属労組宣伝部長) 2010.08.17 16:10

▲12日午後9時、1工場非正規職労働者たちを対象に開かれた不法派遣最高裁判決関連懇談会でイ・サンス現代車蔚山非正規職支会長が発言をしている。[出処:キム・サンミン]

組合員数が急増しているという。現場の雰囲気はどうか。

2005年の不法派遣撤廃闘争後に熱気が失われ、とても自信を失ったのは事実だ。 だが最高裁判決後、また雰囲気は支会執行部がついて行けないほどだ。現場の 非正規職労働者の目つきが変わった。自信もずいぶん回復したと感じられる。

支会の業務は過重だと思うが、大変な点はないのか。

現在、支会常勤者が二人で、現場で働きながら執行部をしているのが三人だ。 率直に今の非正規職支会の組織力できちんとした対応をするのは難しい。昼休 みをほとんど放棄して歩き回っている。だが、いくら疲れても気持は楽しい。

正規職の仲間たちはどんな支援をしているか?

正規職・非正規職間には一定程度の温度差があるのは事実だ。だが1、2工場の 報告大会と懇談会のように正規職代議員がとても助けてくれている。現場の製 造職もみんなこの問題に積極的に出るという立場だと思う。

今後の計画は?

8月末まで、まず組織化を終え、9月からは本格的に代議員体系構成などの組織 の再整備をはじめる計画だ。9月初めには非正規職支会の集団的力を誇示する集 会も考えている。近い将来、元請社の現代車に正規職化に関する要求を発送す るなどの交渉もする計画だ。現代車が交渉に出てこなければ、実力行使に出る ほかはない。

労組に望むところがあるならば?

現場の雰囲気が良いので、もっと労組が積極的で攻勢的な動きを示す必要があ る。今回も時間稼ぎやうやむやにするようなら多くの組合員が離脱しかねない。 また、現代車の非正規職問題とだけ考えないで欲しい。社内下請の形態が製造 業に蔓延する韓国社会の現実で、現代車の非正規職問題が解決すれば全国的な 影響はとても大きいだろう。

今後の決心は

想像してきた夢が現実になったようだ。今回が最後の機会だと思う。2005年と は違い、今度はしっかり支会の組織力をつけて、必ず勝利する。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-08-18 19:04:50 / Last modified on 2010-08-18 19:04:52 Copyright: Default

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