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双竜車非正規職『雇用保障確約書』履行仮処分申請

『労使大妥協』後、1年以上約束を守らず...支会は野宿籠城に突入

チョン・ジェウン記者 2010.08.17 09:12

金属労組 双竜自動車支部 非正規職支会(支会長ソ・メンソプ)が、双竜自動車 共同管理人(イ・ユイル、パク・ヨンテ)を相手に非正規職雇用保障の労使合意 書の履行を強制する確約書履行仮処分申請を8月16日、法院に出した。

労使は昨年8月6日の労使大妥協で77日のストライキを終え、解雇された非正規 職19人を現場に復帰させると約束した。使用者側は1年たっても合意を履行しな かった。

労使は労使大妥協の結実である確約書で、「会社は社内下請け業者の人材には 現在の工程を維持し、雇用契約が解約された一部の人員には会社内の業者への 就職を斡旋する」と非正規職の雇用保障に合意した。

確約書だけでなく、双竜自動車の回復と勤労者への雇用調整を主な内容とする 『双竜自動車の回復のための労使合意書』、企業回復のための競争力向上のた めの分社計画推進を主な内容とする『会社の分社計画推進に関する労使合意書』 も同時に締結するなど、労使間の大妥協の基調で双竜車平沢工場に勤務するす べての労働者の雇用問題について幅広く合意した。

この合意は、双竜車が直接雇用はしないが、正規職と共に平沢工場の自動車の コンベア生産ラインで働く社内下請業者に所属する労働者の雇用問題について も、双竜自動車がある程度の法的責任を負うという内容を含む団体協約を締結 したもので、社会的に重要な意味を持つ。

使用者側が合意を履行しないため、支会は文書や協議などで合意書履行の要求 を続けた。ソ・メンソプ支会長は「確約書締結後の昨年9月22日、双竜自動車と 金属労組双竜自動車支部の間で協議した。その協議で双竜自動車は、非正規職 組合員19人全員を対象に復帰者の面接を実施することに同意、現場復帰の時点 は原則10月1日にすると合意した。12月の面談でも使用者側の責任者は『また復 帰者リストを知らせてくれ、復帰に気を遣う』と復職義務を履行すると再度強 調した」と伝えた。

ソ・メンソプ支会長は「双竜車は非正規職の雇用保障の約束を破棄した。現在、 双竜自動車は非正規職の新規採用を続けている。今月からコランドC生産が稼動 し始め、今すぐにでも生産ラインで働く多くの労働者が必要になったが、正規 職も非正規職も復職させずにいる」と暴露した。

続いて「使用者側は約束不履行の理由が非正規職支会が強固路線労組で、現在、 労組活動を続けているということを聞いた」と伝えた。

非正規職解雇者たちは、各々社内下請業者から昨年3月31日から7月15日の間に 解雇された。彼らは解雇期間が1年以上と長期化していることで生計の困難を訴 えている。一部は経済的困難に耐えられず破産を申請、破産手続きが進行中だ。

支会は法的闘争の他に平沢工場正門前で10日から野宿籠城をしている。 (記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-08-18 19:01:25 / Last modified on 2010-08-18 19:01:33 Copyright: Default

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