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現代車、セクハラ被害者を「善良な風俗を紊乱」と懲戒審議

非正規職労組「被害者を二度、三度殺す行動」

チョン・ジェウン記者 2010.09.13 16:33

現代自動車牙山工場の社内下請業者(K物流)の管理者が、女性非正規労働者に セクハラをしたという主張が提起されたが、業者側は被害者を懲戒する人事 委員会を開くと言っているため波紋が生じている。

さらには業者側は昨年12月、人事委員会を開いて『会社の規則に違反し、誤っ た言動で、会社内の秩序を乱し、会社のイメージを失墜させた』とし、逆に 被害者を停職3か月、減給で1次懲戒した。

業者側は就業規則により、△会社内で善良な風俗を乱した場合、△その他社会 通念上、勤労関係を維持するのが困難な場合をあげ、9月15日の午後3時に人事 委員会を開くと明らかにした。

被害者は「10日の夜9時頃、事務室に来いというので行ったら、人事委員会開催 通知書を渡された。2人の加害者のうち1人に対する人事委員会も開かれる」と 伝えた。

続いて「セクハラ事件が社会的に知られ始め、最近私を解雇するという噂が飛 んでいる。結局人事委員会を開くと通知した。とてもあきれる」と会話を続け られなかった。

牙山工場社内下請支会は宣伝ビラで業者側が「被害者を二度、三度殺す」と 反発した。

さらに今回の人事委員会開催通知はセクハラ事件の真相が把握される中で発生 したことで、議論が加重される。

支会はセクハラ事件の責任者処罰、再発防止約束を要求する一方、元請である 現代車に対してセクハラ予防教育の義務を履修しないことを糾弾し、国家人権 委員会に陳情書を提出した。先週から金属労組と現代車支部が一部の加害者に も面談し、真相把握を始めた。

▲被害者はこれまでセクハラに耐えられず、一部文字メール、電話通話内容を保管した。

支会は「業者側は真相把握の動きをあざ笑うかのように人事委員会開催を通知 した。関与する現代車元請が相当業者を保護しているからセクハラ事件の陳情 を理由に被害者をこれほどまで弾圧する」と怒った。

これに関連して、金属労組のキム・ヒョンミ副委員長は、「金属労組次元の対 応を論議している」という立場を明らかにした。

一方、支会は真相把握の結果、加害者が加害行為を認めないと伝えた。これに 関してキム・ヒョンミ副委員長は「加害者は証拠がある一部のセクハラ事件は 認め、一部は否定した。加害者はすでに人事委員会が終わった事件だと主張し ていた」と話した。

支会によれば、被害者は管理者から1年以上強いられたセクハラに耐えられず、 最近労組に加入して事件を知らせた。我慢できない被害者は電話を録音し携帯 メールで一部の証拠を保存した。また支会は、業者側が逆に被害者を脅迫した り懲戒していると主張した。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-09-14 01:26:26 / Last modified on 2010-09-14 01:26:28 Copyright: Default

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