韓国:性暴力被害者、民主労総代議員に切実な呼び掛け | |||||||
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性暴力被害者、民主労総代議員に切実な呼び掛け「これ以上事件の解決を先延ししないでください」
キム・ヨンウク記者
batblue@jinbo.net / 2010年01月28日11時21分
2008年12月26日。金某民主労総組織強化特別委員長が民主労総の李錫行委員長 の逃避過程で逃避を支援した全教組所属組合員に性暴力を加えた。この事件は 2009年2月5日、言論に公開される。当時事件が発生して1か月半たっても事件は 解決しなかった。民主労総は指導部が総辞職して真相究明特別委員会を構成し た。真相究明特別委は性暴力事件解決の過程で全教組の一部の幹部が性暴力事 件隠蔽助長行為があったと結論を下した。 2009年4月1日ソウル市登村洞88体育館。民主労総は史上最悪の危機の中で46次 臨時代議員大会を開き、△金某性暴力事件後続事業採択、△5期補欠役員選挙を 行った。民主労総はこの日最初の案件である性暴力事件後続事業をめぐって原 案の『性平等未来委員会』設置を主な内容とする修正同意案を全員一致で通過 させた。 しかしこの案件通過も容易ではなかった。案件の議論で李某民主タクシー本部 所属代議員が未来委員会設置に反対して女性委員会強化を要求する反対案を提 出した。反対案は559人中13人の賛成で否決された。当時『性平等未来委員会』 設置反対をめぐりイム・ソンギュ民主労総非常対策委委員長は「性平等未来委 員会設置勧告まで受け入れられなければ私は非常対策委委員長辞任だけでなく 民主労総委員長候補職も辞任する」と設置反対意見の撤回を要請した。 この日、イム・ソンギュ非常対策委委員長は性暴力事件後続事業案件が通過し 『金某性暴力事件被害者補償問題に対する被害者の手紙』を公開した。被害者 は民主労総に送った手紙で「民主労総が性暴力被害者に対する実質的補償のた めに努力する姿に感謝し、金銭補償は丁重に遠慮してその気持だけ受ける」と 明らかにした。 被害者はまた「私はこの事件の被害者でもあるが、同時に民主労総組合員でも ある」とし「私は組合員として民主労総が私に対する補償より一定額数を性平 等事業予算に策定し、安定した性平等事業をしていくことを希望する」と述べ た。2008年12月26日に発生した金某民主労総組織強化委員長の性暴力事件は、 解決するかに見えた。 2010年1月28日。またソウル市登村洞88体育館。それからおよそ1年が過ぎた後、 民主労総は同じ場所で6期役員選挙と、△金某性暴力事件報告書採択の件を扱う。 民主労総は報道資料で「『金某性暴力事件報告書採択の件』は2009年4月役員の 総辞職まで至った不祥事に対して組織の最終的な立場を整理すると見ており、 民主労総女性委員会と性平等未来委員会の協議で作成・提出される予定」と明 らかにした。 しかしこの日の代議員大会で1年前の性暴力被害者支持する会は民主労総代議員 に「2009年4月真相特別委報告書を採択した責任を全うしてくれ」という被害者 の呼び掛けの手紙を代議員大会のチラシで配る予定だ。 民主労総は昨年9月28日「民主労総キム○○性暴力事件に対する46次臨時大会決 定事項後続事業採択の件」の案件処理方式をめぐる攻防で、成員不足で臨時代 議員大会が延期され、処理できなかった。 当時、イム・ソンギュ民主労総委員長は次の代議員大会前に公開討論会開催を 約束し、その結果による課題を遂行すると明らかにした。しかしイム・ソンギュ 委員長は辞任し、今回の役員を選出する今回の代議員大会での後続措置履行 が通過するかは未知数だ。 「私の組織、民主労総に慰労され治癒され、日常に復帰したい」 被害者は代議員大会前の1月27日、民主労総代議員たちに手紙を書いた。被害者 は「これから私のような被害者がこれ以上出ないことだけを望む気持で、組織内 性暴力根絶および性平等ある組織のための議論が進められるのを見ていた」 と民主労総の後続措置の必要性を強調した。 被害者は手紙で「私は2009年4月の代議員大会で金某性暴力事件真相究明特別委 員会の報告書が採択され、後続事業が決意されるのを遠くからながめ、事件が きちんと解決されると信じていた」とし「1年たった今も、性暴力事件の後続事 業がきちんと履行されず、9月の大会で70人余りの代議員が性暴力事件の後続措 置履行の件をやっと発議して問題提起したが、討論もできず、2度も大会が延期 されるのを見て、組織に解決の意志があるのか失望的で不安だった」と心情を 明らかにした。 被害者は続いて「組織に『性平等未来委員会』が構成されてもどう活動してい るのか全く分からなかった」とし「事件の解決過程と組織の努力と実践に、誰 よりもよく知るべき被害者の私が知らない状況なら、民主労総も性平等未来委 員会も事件解決のために、性平等的な組織の未来のために努力を傾けずにいる のではないかという思いでずっと不安だった」と明らかにした。 被害者は自分が属する全教組の議論の過程も言及した。被害者は「被害者中心 主義と2次加害、組織的隠蔽助長行為の解釈に問題があると提起する私の所属連 盟から、私は徹底して敬遠される痛みを体験し、その痛みがずっと胸に消すこ とのできないしこりを残した」とし「民主労総ででもそのような愚を冒さず、 最後まで真摯に責任を全うすることで、私の胸に残るしこりをほぐす組織になっ てくれると堅く信じたい」と訴えた。 被害者は最後に「私は民主労総という私たちの組織が性暴力事件の責任をとり 努力する姿を見たくて、それから暖かい慰労を受け、治癒され、日常の生活に 復帰したい」とし「これ以上この事件の解決と公論化を延期しないでくれ」と 繰り返し要請の呼び掛けをした。 私は去る2008年12月6日発生した金○○性暴力事件の被害生存者です。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2010-01-31 07:28:59 / Last modified on 2010-01-31 07:29:01 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |