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「韓国の女性労働権は死んだ」

[3・8 100周年]世宗文化会館前でソウル地域女性労働者がハンマダン開催

チョ・スビン記者 bination@jinbo.net / 2008年03月08日13時52分

キリュン闘争500日目をむかえた昨年1月、金属労組キリュン電子分会のキム・ ソヨン分会長は「2007年内には必ず工場に帰る」と約束した。

2008年3月、キム・ソヨン分会長をはじめとする仲間たちは、まだ職場に戻れな い。これまでKTX、ニューコア-イーランド、光州市庁など各事業場の女性労働 者たちが非正規職差別撤廃を叫びながら、キリュンの後に続いた。

3月8日、国際女性デー100周年をむかえて「3.8世界女性の日100周年闘争企画団」 が主催した「ソウル地域女性労働者ハンマダン」でキム・ソヨン分会長は、 「女性デーの大会に三年間参加しているが、女性労働者の現実は変わっておら ず劣悪だ」、「『国際女性デー』が記念して祝う日ではなく、さらに強い闘争 を宣言する場にならなければならない」と指摘した。

この日の大会は午前11時から世宗文化会館の前で200人あまりの女性労働者、社 会団体活動家が集まり、○女性非正規職を深刻化する非正規職法廃棄と○女性 の貧困、不安定労働を拡大するFTA反対、○正規職化争奪を要求して約1時間 30分間進められた。

▲3.8国際女性デー100周年をむかえ、ソウル地域女性労働者ハンマダンが世宗文化会館前で行なわれている。

公共労組ソウル本部、民主労総ソウル本部、ニューコア労働組合、社会進歩連 帯、人権運動サランバンなど20の労働、女性社会団体で構成された「3.8国際女 性デー100周年闘争企画団(38闘争企画団)」は、「女性労働者自身が闘争の主体 として立ち上がり、互いに連帯しながら、自分たちの不当な現実と戦ってきた。 これを通じて、自身の現実だけでなく、社会全体を変えてきた」、「2008年の 3.8女性デーもまたこの精神を受け継ぐ女性労働者の闘争と連帯の日にならなけ ればならない」と大会の意味を明らかにした。

38闘争企画団は「100周年3・8女性デーを貧困、低賃金、非正規職に苦しむ女性 の現実を暴露して、それと対抗する女性の闘争を宣言する日にならなければな らない」と付け加えた。

一方、民主労総ソウル本部のカン・ヨンジュン首席本部長は「一緒に闘争して 生活しているが、特別な日でなければ女性の労働権を深く考えることができず にいる」、「数年間、闘っている女性非正規職労働者が存在する今の現実、こ の地の女性労働権が底に落ちた今の現実を慨嘆するだけでなく、共に闘争して 変えていかなければならない」と話した。

この日の大会は、ニューコア・イーランド女性非正規職労働者をはじめ、学校 非正規職、移住労働者など各部門別女性労働者の現実を暴露する発言が続いた。

イーランド一般労組のホン・ユンギョン事務局長は「ほとんどの若い男性管理 者の下で高齢の非正規職女性労働者が働かなければならないのは、男女差別が 激しい流通現場の構造」とし、「しかし家と職場以外に知らなかったイーラン ド女性労働者が闘争を初め、歴史的な主体になっている」と連帯を訴えた。

また、公共労組ソウル京仁地域公共サービス支部徳星女子大分会のハン・ウォ ンスン分会長は「用役職員は労組も作れないと思っていたが、暴悪な所長の下 で働いて労組を作った後、所長も追い出し、賃金も上がり、労働環境も改善さ れた」とし「団結していけないことはないということを知った」と話した。

彼女たちは1時30分、民主労総が主催する3.8国際女性デー決意大会に参加した 後、午後5時からホームエバー上岩店前で闘争文化祭を行う予定だ。

http://www.newscham.net/news/view.php?board=news&id=42637原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-03-11 05:24:12 / Last modified on 2008-03-11 05:24:13 Copyright: Default

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