女性の日99周年、「非正規職女性労働者」が中心的な話題

99周年国際女性デーを迎え、労働社会団体がさまざまな行事進行

イ・コンマム記者 iliberty＠jinbo.net / 2007年03月05日17時31分

99年の戦い、終わらない戦い

3月8日は99周年を迎える国際女性デーだ。国際女性デーは99年前に女性労働者 が闘争を始めたことで制定され、守られている全世界の女性の闘争の日だ。 韓国でも毎年労働社会団体がさまざまな行事を用意し、女性労働者の暮らしを 知らせている。

今年も多くの行事が用意されている。今年の女性労働者の中心的な問題は、全 社会的な問題である非正規職問題と、再生産労働を社会化するという名目で、 低賃金・不安定労働に女性労働者を追いやっている盧武鉉政権の社会サービス 拡充戦略への批判だ。

民主労総、非正規職女性労働者問題を核心の話題に

民主労総

民主労総は、今回の女性の日を前に、非正規職女性労働者の生に対する問題と その解決に向けての多様な方法を提案する予定だ。6日、韓国女性団体連合、 韓国労総、全国女性労組などと共に記者会見を開き「女性非正規職差別解消の ための女性労働界五大要求」を発表する予定で、8日にはソウル駅で民主労働 党、全国女性農民会総連合などと共に全国女性大会を開催する予定だ。全国女 性大会では、△非正規職差別撤廃および最低賃金現実化、△保育公共性、母性 保護強化、△食糧主権実現、女性農民法的地位保障、△韓米FTA反対、戦争反 対、平和統一を主な要求事項に掲げる予定だ。

また民主労総女性委員会は7日の午後2時、民主労総で「女性非正規労働者勤労 実態問題と差別解消対応方向討論会」を開く。続いて韓米FTA 8次交渉の期間 に合わせ、9日には韓米FTA女性対策委主催で「韓米FTA反対38人記者会見」が 開かれる。

一方、民主労総ソウル本部は「女性労働権母性権争奪!女性の貧困、低賃金、 非正規拡散に対するソウル地域決意大会」を8日午前11時、世宗文化会館前広 場で開く予定だ。韓国労総も8日に延世大百周年記念館で全国女性労働者大会 を開く。

社会団体も多様な行事

社会団体も多様な行事を行う。7日の午後7時には全国不安定労働撤廃連帯で 「労働組合での女性教育、どのように」というテーマでワークショップを開催 する。この席では女性労働教育の重要性と労働組合での女性教育の現実と問題 を把握し、非正規職労働者組織化事業における女性労働教育の必要性を議論す る予定だ。

社会進歩連帯は8日の午後7時30分、「盧武鉉政府のサービス拡充戦略批判と対 応方向」というテーマでワークショップを開く。このワークショップでは、再 生産領域の社会化と女性労働者の権利実現のための悩みを中心として、新自由 主義的サービス産業再編の現況と本質を調べてその対応方向を議論する。

また盧武鉉政府のサービス拡充戦略で再生産労働を社会化させるという名目の 下で、女性労働者を再び低賃金労働に追いやっている現実を糾弾する記者会見 が開かれる。8日午前10時、政府総合庁舎前では公共サービス市場化阻止のた めの共同対策委(仮)準備委員会と民主労働党女性委員会、全国女性農民会総連 合、民主労総ソウル本部が共に社会サービス雇用創出政策を糾弾する記者会見 を開く。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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