韓国:女性デー、断髪・座り込みを選んだ女性非正規職 | |||||||
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女性デー、断髪・座り込みを選んだ女性非正規職東国大断髪式、連帯座り込み50日、セブランス病院闘争突入
キム・ハンジュ記者 2018.03.08 16:17
延世大学校の清掃、警備、駐車労働者が構造調整の撤回を要求して座り込みを始めてから50日目だ。 東国大清掃労働者18人は集団断髪式を開く。 セブランス病院の清掃労働者は労組弾圧を阻止するための闘争に突入する。 彼らは主に女性からなる大学、病院施設管理非正規職労働者たちだ。 3・8女性デー、戦いを選ぶしかない女性非正規職の現実は続いている。 延世大、労組に後退した案を提示公共運輸労組ソウル京仁地域公共サービス支部(ソウル京畿支部)は3月8日 延世大の前で記者会見を行って構造調整撤回を要求した。 延世大は今年、施設管理定年退職者31人の欠員を補充せず、人員削減を強行している。 延世大が欠員の席をアルバイト労働者で埋め、社会的な非難の世論も起きた。 延世大側は旧正月連休の直前、ソウル京畿支部との交渉でアルバイト投入を撤回するといった。 だが労組によれば、産学協同館、GSカルテックス館にはまだアルバイト労働者4人が清掃業務をしている。 3月11日、労組は延世大側に8人新規採用案を伝えたが、 延世大側は建物の撤去、リモデルを理由に7人の採用を固守した。 2月25日に延世大側は定年退職者ではない構造調整の対象者5人も 全日制2人に転換するという退歩した案を出している。 ソウル京畿支部は3月8日に延世大の前で記者会見を行って 「今日(3月8日)は国際女性デー110周年だ。 女性たちは110年間、女性の権利のために戦ってきたが、 韓国社会の女性労働者たちは相変らず暮らしていけるような仕事がない」とし 「昨年、延世大は清掃労働者たちが最低賃金より890ウォン多く受け取ったが、 この費用が高いとして構造調整を強行した。 3時間のアルバイトを投入して悪い雇用を量産し、既存の労働者の業務を加重している。 延世大の金用学(キム・ヨンハク)総長が本当に女性を尊重する社会学者なら、 謝罪とともに人員削減を撤回しろ」と伝えた。 延世大分会のイ・ギョンジャ分会長は 「10年前に延世大の労働者が労組を作るまで、管理者のセクハラ、性暴力は深刻だった」とし 「管理者に牛のスープまで煮て接待するような不条理さを労組が根絶させた。 だが10年経った今、延世大はコスト削減を云々して最も底辺で働く清掃労働者を学校から追い出した。 今朝も金用学総長と会うために朝食祈祷会まで追いかけて行ったが、 総長は警備の保護を受けて逃げた」と批判した。 ▲女性清掃労働者が「低賃金」と書かれた風船を割っている。 断髪を選んだ東国大の女性清掃労働者東国大学校の清掃労働者18人は3月8日午後5時に断髪式を開く。 民主労総民主一般連盟東国大分会は 「清掃労働者たちの涙が3月8日の国際女性デーを迎え、18人が断髪をする」とし 「今は単に清掃労働者の人員補充を越え、 全清掃労働者の労働人権改善の問題として最後まで共同闘争する」と明らかにした。 東国大清掃労働者47人は構造調整に対抗して総長室の前で39日間座り込みをしている。 [出処:民主一般連盟ソウル一般労組] 東国大も延世大と同じように人件費値上げを理由として 定年退職者8人の雇用を削減すると労組に通知した。 この席には団体協約による労組推薦枠で、採用面接が予定されていた8人が待機していた。 だが学校は採用を試みることもせず「学生アルバイト」を投入した。 アルバイトは「勤労奨学生」の名目で、時給1万5000ウォン、1日2時間の超短期雇用形態であった。 東国大は「民主労組弾圧専門用役業者」も呼び込んだ。 東国大は複数労組事業場だが、民主労総の組合員が90%を占める区域をテガBM業者に割り当てた。 だが民主労総の組合員が少ない区域は主に警備用役を担当するクリンシエネスという会社が割り当てられた。 業者の選定には「ストライキ措置計画など労務管理」という審査項目もあった。 各企業が提示した勤労契約書は、最低賃金に合わされた。 民主労総東国大分会は数年間、賃金協約により最低賃金より高い賃金を受けた労働者たちを愚弄する処置として反発した。 セブランス清掃労働者「人間らしく生きようと民主労組作ったのに…」同日午後1時、ソウル京畿支部セブランス病院分会の清掃労働者たちも セブランス病院前で記者会見を行って、 テガBM用役退出闘争宣言を知らせた。 東国大非正規職労働者たちがテガBMを「労組弾圧専門業者」と呼ぶのは、 テガBMがセブランス病院で見せた行為のためだ。 労組によれば、テガBMは2016年6月、セブランス病院の用役で入り、民主労総脱退工作を続けた。 新規採用面接に韓国労総加入書を書かせる一方、 「手当てを上げてやるから民主労総から脱退しろ」、 「民主労総に残れば再契約できない」と直接懐柔することもした。 テガBMの不当労働行為は中央労働委員会で審査中だ。 女性労働者たちは「脱退の脅迫だけではなかった。 出勤後、清掃準備を終えて清掃具を保管する空間でコーヒーを飲んだとして経緯書を強要し、 管理者が一日に何度も労働者の休憩室の扉を開いた」と話した。 彼らは業者が現在まで業務空間の転換配置で女性清掃労働者を困らせていると証言した。 彼らは「人間らしく暮らすために作った民主労組を破壊しようとする用役業者のため、 セブランス病院の清掃労働者たちのこの2年間は地獄のようだった」とし 「病気を治す病院で働く労働者たちは、むしろ病気にかかるという現実を放置できない。 セブランス病院だけでなく、高麗大安岩病院、東国大学校などでも名が知られたテガBMだ。 『悪質用役業者』退出のためのセブランス清掃労働者たちの闘争はこれから始まる」と話した。 一方、民主労総は光化門広場で3.8全国女性労働者大会を開いた。 女性労働者大会には労働者、市民など約1千人が参加した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2018-03-13 22:45:01 / Last modified on 2018-03-13 22:45:03 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |