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晋州医療院廃業撤回を要求して鉄塔高空籠城

労組幹部2人、慶南道庁裏の放送用鉄塔に上がり「終末闘争」

ユン・ジヨン記者 2013.04.16 20:38

晋州医療院休廃業撤回を要求し、2人の労組幹部が鉄塔高空籠城に突入した。

4月16日午後5時40分頃、パク・ソギョン保健医療労組支部長とカン・スドン民主労総晋州市支部議長は慶南道庁の裏手にある放送用鉄塔高空籠城に突入した。彼らは晋州医療院に対する休廃業方針が撤回されるまで鉄塔高空籠城を続ける立場だ。

[出処:保健医療労組]

特に4月18日、慶尚南道議会の本会議では晋州医療院法人解散を骨子とする条例 改正案の通過が予定されていて、労組側はこれを阻止するために高空籠城とい う終末闘争カードを切った状況だ。

現在、道議会議員57人のうちセヌリ党所属の議員は39人で半数以上を占め、18 日には与党議員を中心として条例改正案を通過させる可能性が高い。

12日の夜にも慶尚南道議会文化福祉委員会に所属する与党議員は、野党議員を 暴力で制圧した後、条例改正案をかっぱらい通過させた。現在は、晋州医療院 の労使対話が続いている状況だが、慶尚南道と洪準杓(ホン・ジュンピョ)道知事は 労組非難の発言を続けており、対立はさらに強まっている。

保健医療労組は、高空籠城に突入した背景について「洪準杓慶南道知事の一方 通行式の公共医療破壊行為を全身で防ぎ、残る30人の患者の生命と公共病院を 守らなければならないという切迫した気持ちのため」とし「また、高空籠城に 突入した2人は、労使対話でも全職員の辞職に公然と言及する反憲法的な発想に 怒り、晋州医療院の休廃業方針が撤回されない限り絶対に降りないという固い 決意を明らかにしている」と強調した。

続いて労組は「洪準杓道知事は晋州医療院廃業強行を今すぐ中断し、労働基本 権を否定する反人権・反労働的な態度を道民の前で謝罪しろ」とし「金オヨン 慶尚南道議会議長と道議員も18日の本会議で晋州医療院廃業条例案審議を保留 し、洪準杓道知事に社会的対話に出るよう勧告しろ」と要求した。

一方、12日に晋州医療院対策委を含む社会各界各層の人々が、洪準杓道知事の 晋州医療院閉鎖決定撤回などを要求し、103人宣言を行う。また彼らは記者会見 で、晋州医療院廃業条例上程阻止と公共医療強化のための事業を発表する予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-04-17 10:27:08 / Last modified on 2013-04-17 10:27:10 Copyright: Default

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