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「現代重工の労災死亡に鄭夢準が責任を取れ」

立て続けの労災死亡事故に労働界が25日に緊急集会

ヨン・ソンノク記者 2014.04.26 19:10

民主労総蔚山本部と蔚山労働権健康対策委員会は4月25日午後6時、現代重工正門前で 「鄭夢準(チョン・モンジュン)の処罰と労災死亡事故糾弾」緊急集会を開いた。

集会に参加した下請労働者は 「現代重工の現場で働いていた時、どしんという音がして振り返ると、年配の同僚がはしごから地面に落ちた。 頭から流れる血をぬぐって、その人は翌日、また働いていた」と話した。 死亡事故が発生すれば、下請労働者は恐怖を抱いて現場に出勤する。 クビになるのを恐れて危険な作業を拒否するのも難しい。

▲緊急集会には蔚山地域労働界と政界が参加して、現代重工の労災死亡事故を糾弾し、責任者の処罰と再発防止を要求した。[出処:ヨン・ソンノク蔚山ジャーナル記者]

現代重工グループでは、一か月半間(3/6〜4/21)に労働者6人が労災で死亡した。 最近、現代重工グループで発生した労災死亡事故は、安全バルコニーの設置、二重安全ステップと足場の設置、高所作業台の設置などの産業安全保健法が定める安全設備がないことによって発生した。

4月21日に現代重工業中で建造中だったLPG船に火災・爆発事故が発生し、下請労働者2人が死亡し、3月25日に足場が崩壊して3人の労働者が海に転落し1人が死亡した。 4月7日には現代尾浦造船で作業していた下請労働者が8.6メートル下に転落して死亡した。 現代三湖重工業では3月7日と30日に2人の労働者が労災で死亡した。

▲現代重工グループの最近の労災死亡事故の経過報告をしている蔚山労災追放運動連合ヒョン・ミヒャン事務局長[出処:ヨン・ソンノク蔚山ジャーナル記者]

▲25日、緊急集会の参加者らは「現代重工の労災死亡事故糾弾、鄭夢準処罰」を要求した[出処:ヨン・ソンノク蔚山ジャーナル記者]

緊急集会で、蔚山労災追放運動連合のヒョン・ミヒャン事務局長は、現代重工グループで最近起きた労災死亡事故の経過報告をした。 事故の原因は安全バルコニー未設置など、きちんと安全設備を設置しないことに始まる。 ヒョン局長は「労働者は曲芸をする人ではない。 現代重工と下請企業は、少なくとも産業安全保健法が明示している安全設備を設置して働かせろ」とした。

民主労総蔚山本部のカン・ソンシン本部長は 「働く労働者が怪我をせず、死なずに働けるようにしたい」とし 「現代重工グループの最高責任者である鄭夢準が、労働者の死亡事故に責任を取れ」と話した。 また労働者たちは、元請や業者が混在する作業でも、危険な仕事は作業を拒否しなければならないといった。

金属労組蔚山支部のチェ・ヨンギュ支部長は 「会社は危険な作業は下請企業を通じ下請労働者にさせているが、責任は元請にある」と指摘した。

現代重工業社内下請労組のハ・チャンミン支会長は 「重工業で死亡した4人の労働者はすべて下請労働者者だ。 下請労働者が労働組合に団結して、安全に働く権利を勝ち取ろう」とした。

進行を引き受けた民主労総蔚山本部のチョン・ヨンヒョン組織局長(産業安全担当)は 「現代重工は求人が難しく、物量チームで作業者を受給している」とし 「会社は物量チームにきちんと安全教育をせず、勤労契約書も書かないことが多い」と話した。

立て続けの労災死亡事故に対し、 現代重社内下請労組と民主労総蔚山本部、蔚山地域労働者健康対策委は4日間、 出勤時間に工場の前で再発防止を要求する宣伝戦を行った。

25日夜の緊急集会には、蔚山地域の労働界と政界など約300人が参加した。

付記
ヨン・ソンノク記者は蔚山ジャーナルの記者です。この記事は蔚山ジャーナルにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-04-27 19:41:25 / Last modified on 2014-04-27 19:41:25 Copyright: Default

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