韓国:入社3か月目の発電所下請労働者が狭窄事故で死亡 | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(12/25) ・レイバーネットTV(11/13) ・映画アンケート募集中 ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(フェスタ投句先) ・ブッククラブ(10/12) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第96回(2024/11/15) ●〔週刊 本の発見〕第368回(2024/11/21) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/11/28) ●川柳「笑い茸」NO.158(2024/10/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第95回(2024/9/10) ●「美術館めぐり」第5回(2024/11/25) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
入社3か月目の24歳発電所下請労働者が狭窄事故で死亡発電所労災事故97%、非正規職に発生… 「危険の外注化、直ちに中断しろ」
パク・タソル記者 2018.12.11 18:23
泰安火力発電所でベルトコンベアを点検していた満24歳の下請企業労働者が ベルトコンベアに挟まれて死亡した。 死亡時間も分からずに6時間以上放置されていたという消息が伝えられ、 衝撃を加えている。 [出処:発電非正規連帯会議] 産業安全部によれば12月11日午前3時32分頃、 泰安発電本部内の韓電発電技術(株)現場運転員が#9、10号機の 石炭運送設備タワーTT-04C現場でCV-09E(コンベアベルト)に狭まれて死亡したという通報を受けた。 死亡した運転員は故キム・ヨンギュン氏(24)で、 下請企業の韓電発電技術に所属し現場設備運用チームで働いていた。 10日午後6時頃に出勤し、コンベア点検業務を行っていた故人は、 午後10時以後に連絡が途切れ、同僚が探していた。 翌日朝、管理者に発見されたが、すでに死亡していた。 事故通報を受け付けた後、警察は午前4時45分に現場に到着し、 5時37分には雇用労働部保寧支庁がコンベアベルト作業中止を命令した。 保寧支庁は現在勤労監督官を派遣して、警察と共に事故原因を調査している。 公共運輸労組のパク・チュンソン組織局長は 「今日労災で亡くなった労働者は入社3か月目に命を失った」とし 「現場の組合員の証言では、危険な空間なので設備改善を何回も要求していた」と明らかにした。 同日、民主労総も声明を出して 「危険の外注化、非正規職化、1人勤務が彼を殺した」とし 「公共機関元請の政府が責任を取らなければならない」と要求した。 民主労総は「彼が働いていたところは韓国西部発電泰安火力発電所だが、 彼が所属する会社は韓国発電技術(株)という外注下請企業であり、 1年契約職の非正規労働者であった」とし 「発電所の外注化・構造調整で外注下請企業に押し付けられ、 慢性的な人員不足で1人勤務になった。 労働者の生命と安全よりも再契約の方が重要な優先順位になった。 危険の外注化を中断しろという労働組合の継続的な人員補充と2人1組勤務要求を受け入れていれば発生しなかった死だ」と強調した。 「危険の外注化」を直ちに中断しろ発電所下請労働者も 「危険の外注化」を中断しろと要求している。 [出処:民主労総] 12月11日午前、ソウル市中区プレスセンター19階の記者会見場で非正規職代表100人は、 文在寅(ムン・ジェイン)大統領との面談を要求する記者会見を行った。 この席で、ある発電所の下請労働者は 「今日も同僚が死んだ。 石炭を移送する設備に挟まれ、頭と胴体が分離した。 泰安火力発電所で働いていた25歳の青年非正規職労働者だ。 死んだ時間も分からない。 6時間以上放置されていた」と話した。 続いて「去る10月の国政監査で『正規職ではなくても良いから、 これ以上死なないようにしてくれ』と言ったが、今日また同僚を失った」とし 「下請労働者だが、私たちも国民だ。 死なないようにしてくれ。 その道は危険の外注化を中断すること」と声を高めた。 故キム・ヨンギュン氏はこの日に開かれる記者会見を支持し 「文在寅大統領、 非正規職労働者と会いましょう。 労働悪法なくして、不法派遣の責任者をこらしめて、正規職転換は直接雇用で」、 「私、キム・ヨンギュンは火力発電所で石炭設備を運転する非正規職労働者です」と書かれたプラカードを持って認証ショットを撮ったこともあり、残念さを加えている。 発電5社の労災事故は2012年から2016年までの5年間で346件発生した。 そのうち下請労働者の労災事故は337件で、 事故全体の97.39%に達する。 死亡事故の場合、40件のうち37件が下請労働者に集中した。 発電会社が労災事故の責任を非正規職労働者だけに転嫁しているという指摘もある。 去る4月19日、発電非正規職連帯会議は「危険の外注化」の中断と直接雇用を要求して 座り込みに突入した。 彼らによれば今回死亡事故が起きた泰安火力発電所を運営する西部発電では、 WP-10(必須安全規則遵守)遵守誓約書を非正規職労働者からだけ受ける。 発電非正規職連帯会議は「労災予防のために必須安全規則遵守を遵守しろという名目だが、 違反者の罰則と共同作業組の退出が明記され、 結局、安全事故が発生してもこれを隠すようになる。 誰が働いて怪我をしたいか!」とし 「計画整備期間には1か月に100時間以上の残業をする構造が問題だ。 低賃金のために厳しい残業で生活費を埋める非正規職労働者に責任はない」と強調した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2018-12-14 02:55:28 / Last modified on 2018-12-18 11:11:23 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |