韓国:5人が死んだ現代製鉄のスーパー甲の態度 | |||||||
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5人が死んだ現代製鉄のスーパー甲の態度、「工場の焼香所、下請け職員だから拒否」禹元植・張ハナ調査、22回も死のガスバルブあらかじめ連結...「企業殺人法必要」
キム・ヨンウク記者 2013.05.13 13:56
5月10日未明、5人の社内下請労働者がアルゴンガス漏出の労働災害で死亡した 現代製鉄が、遺族による工場内の焼香所の設置要求も握りつぶしたことが明ら かになった。死亡した労働者が下請企業の職員だという理由のためだ。また5人 の労働者の死亡の原因がスーパー甲である現代製鉄の無理な作業指示によって 補修作業が行なわれていた状況でアルゴンガスの配管を連結したことが明らか になり、特別勤労監督の要求が強まっている。 禹元植(ウ・ウォンシク)民主党最高委員と張(チャン)ハナ民主党議員は5月13日、 国会で記者会見を行い「現代製鉄は事故に遭った労働者が下請企業所属である ことを理由に焼香所の設置を拒否した」と伝えた。二人の議員によれば彼らが 11日に遺族と面談していた所に来た現代製鉄副社長は、二人の議員が最低限の 人道的措置として焼香所設置を要請したが、それは困ると回答を回避した。 禹元植議員は「遺族と下請労働者の人道的要求である会社内の焼香所設置もし ないという現代製鉄の態度は、この社会の『乙』にもなれない下請労働者らの 実状を赤裸々に示し、企業体の認識を示す」とし「国家人権委はまず大企業の CEOを呼び、最低の人権教育を受けさせなければならない」と非難した。 二人の議員の調査によればは、現代製鉄は事故がおきた転炉補修の作業日程を 最大限短縮するために、以前は12日だった転炉補修作業の日程を短め続け、 最近は6日で行なっていた。 張ハナ議員は「事故に遭った社内下請の労働者たちは、いつもは3交代で働いて いたが、転炉補修作業期間には作業日程を合わせるために50人が2組に分れて、 2交代で24時間作業をする」とし「補修作業の時に下請労働者は常に死の作業組 と言われてた程、労働強度が強かった」と伝えた。 張議員はまた「転炉にアルゴンガスの配管を設置し直す作業は転炉補修作業が すべて終わってからしなければならないのに、配管下請企業のシナは補修作業 中の9日にアルゴンガス配管を連結した」とし「シナは元請の現代製鉄の指示が なければ絶対に作業ができない。現代製鉄が直接管理しているガス配管のメイ ンバルブの錠が開いていた」と現代製鉄の責任を指摘した。 張議員は「彼らは自分が作業する場所にアルゴンという有毒ガスを使っている という事実を一度も告知されておらず、ガス感知器や酸素マスクも支給されな かった」と付け加えた。 張議員は続いて「現代製鉄の機械整備責任者が遺族に『事故発生以前にも22回 の転炉保守作業があったが、いつも(アルゴンガス)配管をあらかじめ連結して いたが事故はおきなかった』と話した」とし「現代製鉄が補修作業期間短縮の ために労働者を常に死の危険に追いやったという衝撃的な事実もあらわれた」 と明らかにした。 張議員は「現代製鉄は、外注下請け業者労働者に対する殺人的な高強度労働と 低賃金で、『甲の横暴』で知られる会社」とし「捜査当局はこの部分にも特別 監督をして、徹底的に調査し糾明しなければならない」と要求した。 また「民主党は英国などの先進国のように『企業殺人法(Corporate Killing Law)』を制定するか、これに準じる『労災死亡処罰強化特別法』等を制定し、 有害危険事業は、基本的に下請企業にはできないようにしたり、有害物質を使 う時には下請企業に事前の告知をしなければ厳重な処置をする法改正を推進す る」と付け加えた。 禹元植議員も「民主党は今回の事件を『乙』を守るための経済民主化推進委の 重要事業の一つと認識し、『乙』を守るためにさらに努力する」と強調した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2013-05-14 07:58:08 / Last modified on 2013-05-14 07:58:09 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |