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蔚山サムスン精密で塩素漏出、作業者2人が入院

近隣工場の職員4人も悪臭で頭痛を訴え入院... 古里4号機また停止

イ・ミンジン記者 2013.04.14 23:25

4月14日午前10時10分頃、蔚山市南区麗川洞のサムスン精密化学から塩素ガス約4kgが漏れ、作業していた職員イ某氏など2人が病院に運ばれ治療を受けている。 工場に近いノベリスコリア職員のソ某氏など4人も、漏れた塩素ガスを吸って頭痛を訴え、近隣の病院に入院した。

この日の事故は、サムスン精密化学工場で電解槽の中にある主ポンプが故障し、 予備ポンプを作動させたままでポンプ交換作業をしたことで、パイプ内の塩素 が漏れて起きたと見ている。警察は濃度100%の塩酸が空気中に漏れ、悪臭を漂 わせて近くの工場で作業をしていた人々も頭痛を訴えて待避したと明らかにした。

サムスン精密蔚山工場では3月6日にアミンガスが漏れ、市民が悪臭を訴えた。 3月28日には午後4時に工場で定期保守をしていたところ、プロピレンが不完全 燃焼して煤煙が空に上がり、近隣住民が火災と通報した。サムスン精密化学は 塩化メタンとエポキシ樹脂を生産し、年売り上げは1兆ウォン程度だ。

警察は捜査専門担当班を編成し、サムスン精密工場関係者と負傷者、近隣工場 のガス吸入者などから漏出の経緯を調査している。警察は国立科学捜査研究員 と共に精密現場鑑識を行う予定だ。

▲3月28日、サムスン精密化学蔚山工場で不完全燃焼した煤煙が上がり、住民たちが火災と誤認して通報した。[出処:イ・ドンゴ]

なお、63日間の定期点検から一日で、異常信号で発電が停止した古里原発4号機 は、4月10日に発電を再開してから5日後の14日午前、また停止した。

韓国水力原子力古里原子力本部は、古里4号機が13日に発電を始めてから四日目 に蒸気発生器で異常信号が感知されたため、14日午前9時に原因を把握するため に発電を停止した。

古里4号機は3日夜。63日間の定期点検を終えて再稼働して一日後の4日の午後、 異常作動で発電が停止した。4日夜から6日間の整備を終えた古里4号機は、10日 から発電を再開したが、今回の事故でまた停止した。

古里4号機は1986年4月に商業運転を始めた。(記事提携=蔚山ジャーナル/ 編集=チャムセサン)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-04-15 16:27:00 / Last modified on 2013-04-15 16:27:00 Copyright: Default

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