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勤労福祉公団、キム・ソクチン労災療養申請の不公正調査で議論

ハン・ミソン「勤労福祉公団なのか企業福祉公団なのか...」

蔚山労働ニュース編集局 2012.03.10 17:21

2009年1月、現代重工業警備隊の深夜テロで傷害治療と精神科治療を受けてきた 現代尾浦造船労組キム・ソクチン組合員の労災療養申請に対し、勤労福祉公団 による不公正調査の論議がおきている。

▲勤労福祉公団蔚山支社の担当課長と次長に不公正調査に抗議するハン・ミソン氏[出処:現代尾浦造船労組イジェサン組合員]

キム・ソクチン組合員は昨年12月、病院で就職治療が不可能だという判断を受け 6か月間の病暇休職を出した後「現代重工業警備隊深夜テロ問題解決のための 蔚山市民対策委員会」と共に勤労福祉公団蔚山支社に労災療養申請を出した。

問題は、勤労福祉公団蔚山支社は、現代尾浦造船会社が提出した追加資料を キム・ソクチン組合員に公開せず、すぐ疾病判定委員会に渡すという知らせが 伝えられて大きくなった。

キム・ソクチン組合員の妻ハン・ミソン氏は、現代尾浦造船が出した追加資料を 提出しろと何回か要求したが、担当者が拒否し続けたとし、3月9日、勤労福祉公団 蔚山支社の前で1人デモを行い、担当課長と次長に会った。

勤労福祉公団法の規定によれば、申請人から要求があった場合、勤労福祉公団は 会社が提出した追加資料を申請人に提出することになっている。

ハン・ミソン氏は「勤労福祉公団蔚山支社の担当者は法が変わったことを 知らなかったと言い、会社が提出した数百枚の資料を一度に見せて答弁書を準備し、 提出しろといった」とし「短い時間ではとても準備できない答弁書を提出 しろというのは、答弁書を提出するなというのと何も違わない」と憤激を放った。

ハン・ミソン氏は「調査の過程で発生した問題は一つや二つではない。 勤労福祉公団なのか、企業福祉公団なのかわからない」とし「こうした状況で、 もう中立的で公正な調査を勤労福祉公団蔚山支社には期待できないので、会社が 提出した追加資料の答弁書提出と調査を拒否する」と話した。(記事提携= 蔚山労働ニュース)

▲勤労福祉公団がキム・ソクチン組合員に送った資料(右)と現代尾浦造船が追加で提出した資料(左)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-03-13 23:49:23 / Last modified on 2012-03-13 23:49:29 Copyright: Default

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