韓国:クーパン発コロナ19被害労働者、初の労災承認 | |||||||
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クーパン発コロナ19被害労働者、初の労災承認「勤労福祉公団、疾病判定委を省略した迅速な判定が必要」
パク・タソル記者 2020.08.10 09:28
[出処:クーパン] クーパン発コロナ19被害労働者が初めて勤労福祉公団から労災を認められた。 該当労働者のチョン某氏はクーパン富川新鮮物流センターで5月12日から5月25日まで働き、 5月26日に確診判定を受けた。 富川新鮮物流センターはコロナ19集団感染の代表的な場所で、 5月23日に初の確診者が発生してから152人の感染者が発生した。 チョン氏は7月9日に労災申請を行い、 勤労福祉公団では8月4日に業務上疾病判定委員会の審議を経て 8月6日に労災承認を通知した。 クーパン対策委は今回の職場でのコロナ19感染は疾病名が確実で、 業務との関連性も疾病管理本部の動線把握などで事業場で感染が明らかに推定される部分なので、 疾病判定委が審議の手続きを省略すべきだと主張している。 労災承認が長くなれば、被害者の苦痛も加重するからだ。 富川新鮮物流センターの場合、 低温物流センターで常時的な換気ができない環境だった。 換気口や窓が存在しない密閉された空間で400人ほどの労働者が同時間帯に働いていた。 労働者間の間隔は狭く、忙しい時は2人1組で働くなど、 濃厚接触が起きる環境だった。 さらには現場労働者の証言によれば、 事業場内の消毒などの日常的な防疫はきちんと行われていなかった。 数百人が使う作業台とコンピュータの近くには消毒剤が一つもなく、 手袋をはずさなければならないこともあった。 作業服、作業靴なども着回していたことが確認されて問題になった。 一方、チョン某氏は家族にまでコロナ19が伝染し、 家族の1人が意識がなく、重篤な状態だ。 現行法上、労災は原則的に本人だけに認められているので 生死の境をさまよっていても家族治療費の支援も受けられない。 クーパン対策委はこれへの対策も要求している。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2020-08-14 21:17:18 / Last modified on 2020-08-14 21:17:20 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |