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「娘と一緒に戦いたい」

ストライキ44日目、 KTX乗務員の座込み場で家族と面会の時間

チェイニ記者 flyhigh@jinbo.net

ストライキで病気になりました-KTXスト40日目

両親のことを考えても最後まで戦う-KTXスト44日め

ストライキ44日目を迎えているKTX列車乗務支部組合員が13日の午後3時、乗務員 の家族を招いて出逢いの席を持った。全国各地から来た乗務員の座り込み場所の 韓国鉄道公社ソウル地域本部を訪問した30余人の家族は、座込み場を見た後に ソウル地域本部食堂に集まり、二時間ほど乗務員と対話をした。

KTX乗務員と家族が座込み場所の韓国鉄道公社ソウル地域本部の食堂に集まって経過説明を聞いている。

進行を引き受けたハンヒョミ代議員は「『ストライキがいつ終わるのか、間違っ た争いをしているのではないのか』と心配する家族を迎え、乗務員のストライ キの原因を説明し、経過と計画をお話ししたい」と、この席を用意した理由を 説明した。

乗務員の家族に闘争経過を詳しく説明したソウルKTX支部のミンセウォン支部 長は、「いつまでも間違った待遇の下で卑屈に暮していくことはできない。私 たちの権利を得るために戦っている」とし、「ご両親が私たちをきちんと育て てくれたおかげで、正しいと思うこの戦いを絶対に諦めない。私もお母さん、 お父さんのことを考えて頑張る」と話し、涙を見せた。

釜山KTX支部のチョンヘイン支部長も「生まれて初めて警察と衝突もして、殺 人でも犯した人に発行されると思っていた逮捕令状というものを発行され、夜 遅く警察が家に来た」とし、「ご両親にとても申し訳ないが、蔚山からきて励 ましてくれた」と話して、多くの拍手を受けた。

二人の支部長の話に乗務員の家族は終始真摯な表情で首を縦に振りながら、唇 をかんでいた。二人の支部長が家族の話をしながら涙声で話す時は多くの乗務 員と家族がずっと目頭を押さえて共感した。

すっかり闘争スローガンに慣れた娘の横でぎこちないが共に叫ぶお母さん

大田からきたというある乗務員のお母さんは「二人目の子供が(当時)鉄道庁に 志願すると言ったので、良い職種だと思い快く全幅的に支持したが、結果的に 公社は若い女性たちに嘘をついた」と怒りを放ち「子供たちは本当にいろいろ 努力して熱心に働いてきたのに、今になって委託するというのは間違っている」 と話した。

「私が乗務員のお母さんの代表になっても、娘の苦労と傷ついた心を慰めるこ とができるように、力を集中するつもり」とし、「いつまでも共に努力して賛 同する」と涙を流しながら話した。乗務員のお母さんたちは、そんな言葉に互 いに相槌を打ちながら「母親も何か闘争に役に立ちたい」、「子供たちが戦い 続けるのなら、1ヶ月でも2ヶ月でも私も共に戦う」という言葉が出てきた。

韓国鉄道公社は3月30日に乗務員322人全員に対して仮処分申請を出し、「犯罪 事実要旨」が書かれた書類を各自の家に送ったのに続き、4月6日には李哲社長 の名義で「娘たちが崖っぷちに走って行っている」という内容の手紙を送り、 乗務員と家族から大きな反発を呼んだ。

2006年04月13日18時32分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-04-17 03:03:00 / Last modified on 2006-05-20 05:07:57 Copyright: Default

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