韓国:「KTX乗務員直接雇用は絶対にしない」 | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(12/25) ・レイバーネットTV(12/11) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(フェスタ投句募集中) ・ブッククラブ(2025/1/11) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第97回(2024/12/10) ●〔週刊 本の発見〕第370回(2024/12/12) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/12/19) ●川柳「笑い茸」NO.158(2024/10/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第96回(2024/12/5) ●「美術館めぐり」第5回(2024/11/25) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
李哲社長、「KTX乗務員直接雇用は絶対ダメ」環境労働委国政監査に証人に出席、 既存の立場を固守 チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2006年11月01日17時55分 11月1日、労働部を対象として開かれた国会環境労働委員会国政監査で、KTX乗 務員長期ストライキ事態に関して李哲鉄道公社社長が証人として出席した。環 境労働委員たちは10月16日の労働部の1次国政監査と同じように与野を問わず 「KTX乗務員を直接雇用せよ」という意見を表明した。 段炳浩民主労働党議員は、KTX乗務員の採用と面接し、人事労務管理などに鉄 道公社が相当な影響力を行使したことを指摘した。段炳浩議員は△KTX乗務員 採用当時に鉄道庁の幹部が面接に参加した点、△乗務員の出務時と乗務時に鉄 道職員に報告することになっている点、△李哲社長が請負業者職員に正規職採 用などについて関与した点、△金チョヌァン鉄道旅客事業本部長が請負業者に 乗務員懲戒に関する件を指示した点、△鉄道公社が請負業者職員のKTX乗務員 にストライキ時のインセンティブ支給が難しいといった点、△公社職員とKTX 乗務員の服装が同じである点、△列車チーム長と乗務員業務プロセスがほとん ど類似している点を上げた。 李哲社長、「問題の原因は、女性乗務員の特別採用要求」 これに対して李哲鉄道公社社長は「面接は、鉄道流通の要請だった。その程度 の業務協力は可能だと思う、チーム長と乗務員業務が一部混在していたのは認 めるが、今後改善し、KTX乗務員問題が社会問題化しているので、鉄道公社が 解決しようと考えた」などと答え、「これらはKTX乗務員を直接採用する根拠 ではないと思う。本質は女性乗務員本人が本社正規職特別採用を要求している ということだ」と話した。 ハンナラ党のペ・イルド議員は「経営上の効率を指示され、そう主張する李哲 社長がこの問題に温情主義的に接近したことで、すべての問題が発生した」と し、「自分の指揮権外にある勤労者に正規職を云々して、衣服を支給するなど の空約束や温情が、女性乗務員に途方もない試練を持たらして長期ストライキ につながっている」と主張した。ペ・イルド議員は「人件費を減らし、経営効 率を達成するという発想は真の効率ではない。KTX乗務員は明らかに不法請負 であり、社長の職を賭けてこの問題の責任を負え」と叱責した。 ヨルリンウリ党のキム・ジョンニュル議員は「鉄道流通がKTX乗務事業契約を 返却したこと自体が、きちんと労務管理もできない会社に外注人材を任せたと いう反証」という主張と共に、鉄道公社が配布された「鉄道公社非正規職運営 計画案」に対して質問した。この案には、KTX乗務員を含む鉄道内の非正規職 の正規職化計画が含まれていたが、李哲社長はこれに対して「実務者が役員陣 との協議なく配布した」と主張した。 キム・ジョンニュル議員が「役員陣との合意なくそんなことが可能なのか、こ れを配布したチーム長級の職員は自分なりに専門的な業務熟知能力があり、対 外的に十分に公社の意志と解釈される余地があるのではないのか」と追及した。 李哲社長は「そのため該当職員を叱責した」とだけ答えた。 「直接雇用不可は金の問題ではなく原則の問題」 ハンナラ党のアン・ホンジュン議員は列車の車掌と女性乗務員で、安全業務と サービス業務は区分できるかについて集中的に質問があった。アン・ホンジュ ン議員が「乗降扉の状態の点検は、安全業務なのかサービス業務なのか」、 「火災が発生した時の措置は列車の車掌がするのか、女性乗務員がするのか」、 「列車の故障による乗換えが必要な時の非常はしごを出すのは誰の業務なのか」 等を質問した。李哲社長は「基本的に危険状況の担当は車掌だが、非常時対応 要領上、安全とサービス二つの要素が複合しているのは事実で、女性乗務員が 非常時の安全業務を一部やっている」と認めた。 李哲鉄道公社社長はKTX乗務員を鉄道公社が直接雇用すべきだという環境労働 委員の意見に対して「労働部で二度判定された適法請負の意見を謙虚に受け入 れながら、もし法的な争いになっても裁判所は同じ判決を下すと考える」と話 した。李哲社長は「もしKTX乗務業務の外注化が経営の合理化と効率に効果が なくても、これは利益の問題ではなく原則の問題であり、鉄道公社の直接雇用 は絶対にだめだという点を懇々と申し上げる」と明らかにした。 これに対してホン・ジュンピョ環境労働委員長、チョン・ジンソプ ハンナラ 党議員、シン・サンジン ハンナラ党議員、メン・ヒョンギュ ハンナラ党議員 は「民主化運動などで一世を風靡した人らしく、模範的に問題を解決すること を望む」と口をそろえた。 一方、この日の国政監査に李哲鉄道公社社長が証人として出席するという消息 を聞いたKTX乗務員を含む長期闘争事業場闘争団は、この日、午後自転車に乗っ てゼネスト宣伝戦を行い、国会前に移動し、一時は進入を試みた。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2006-11-04 03:28:33 / Last modified on 2006-11-04 03:28:34 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |