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LNJ Logo 韓国:サムスン電子サービス、労災責任を労組に転嫁?
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「サムスン電子サービス、イム・ヒョヌの労災責任を労組に押し付けようとした」

はやく葬儀を行えば手伝うという社長、慰労金・補償金もなかった

チョン・ヨンギル記者 2013.12.09 18:39

サムスン電子サービスが脳出血で命を失ったイム・ヒョヌ(36歳、外勤エンジニア)氏の労災責任を労組に押し付けようとした事実が確認され、議論が予想される。また、会社は責任を回避して補償金と慰労金も一切支給しなかった。

10月頃に労災承認を手伝うと約束したサムスン電子サービス漆谷センター社長 イム某氏が紹介した労務士が、遺族に「大きなストレスを受けたというが、 労組の過度な教育でストレスを受けたとすればどうか」と提案したのだ。

葬儀の時まで、家族は社長の言葉を信じていた。ヒョヌ氏の姉スンウン(48)氏 は、「ヒョヌの遺体安置所を作った時、社長が訪ねてきた。遺体安置所で焼香 ぐらいしてもいいのにしなかった。そして労組がサイン(葬儀委任)しようと言っ ても絶対にするなと言った。労組の方々からヒョヌの話を聞き、葬儀を延ばして 労組に委任しようとした」とし「ところが社長が来て手伝うから早く葬儀を しようと言い続けた。当時は心の余裕がなく、この言葉をとても簡単に信じた」 と話した。

社長と遺族はヒョヌ氏の労災についての資料で協力して、労災と判定されれば 会社の勤災保険1億 5千万ウォンも遺族に払うという合意書を作成した。

スンウン氏は「葬儀の後、社長と会って『落ち着いて考えてみると、ヒョヌは 社長の下で働いたのに慰労金、補償金どうなったか』と聞くと、労災の話だけ 言った。それで『労災は別個の問題で、職員に対する責任は負わなければなら なくないのではないか』と聞くと『労災承認が出なければ私の責任ではない、 どうしろというのか』と言った」と話した。

スンウン氏は「社長が紹介した労務士と会ったところ『労災を手伝う社長もな い』と社長の肩を持った。労組も100%信じるなと言った。少し腹が立ち、契約 はせずに1週間後に労組の人と同じように会った。そして、労組の教育がなかっ たのに教育があったようにして労災申請をしようといったので語調が高まった」 と当時の状況を説明した。

スンウン氏は「無かったことをあったようにしてはいけないと考えた。そして ヒョヌの業務についても労組の人と話と違うようなので、労務士に聞いてみる と逆に怒られた。それでこれはおかしいと思い、その労務士と契約せず労組に お願いすることにした」と話した。

当時、同席していた金属労組サムスン電子サービス支会のイム・ジョンホン 漆谷分会長も「当時この話を聞いてあきれた。労組の教育が多くて、強い ストレスを受けたと横車を押すのは常識的に理解できなかった」と話した。

▲脳出血で死亡したイム・ヒョヌ氏。サムスン電子サービスセンター大邱漆谷店で働いていたヒョヌ氏は業務過多と実績圧迫のストレスに苦しんだ。8月から健康に異常を感じてきたが、倒れた26日にも資材返却のために出勤準備をしなければならなかった。[出処:ニュースミン資料写真]

サムスンにだまされたと確信した頃、天安センターのチェ・ジョンボム氏が自 ら命を絶ったという報せに接した兄のソヌ(43)氏は天安に行った。葬儀場を 訪問して夜を明かし、サムスン電子サービス本社上京闘争にも共にした。

ソヌ氏は「遅れたことを後悔している。身を粉にして働いて天国に行ったヒョヌ と、チェ・ジョンボム烈士のようにサムスンの横暴と不当のためにこれ以上、 死ぬ人を出してはならない」と話した。

事実を確認するためにニュースミンはイム社長と通話を試み、記者の身分を明 らかにすると「今、会議中だ。後で連絡しろ」という返事と同時に切れた。 その後、数回連絡を試みたが連絡ができなかった。

なおイム・ヒョヌ氏はサムスン電子サービス漆谷センターで外勤エンジニアと して働き、9月27日に脳出血で命を失った。死亡一か月前に無給休業要請も返戻 され、7月には週60時間以上働くなど、業務過多と実績圧迫によるストレスに苦 しめられた。

付記
チョン・ヨンギル記者はニュースミンの記者です。 この記事はニュースミンにも掲載されます。 チャムセサンは筆者が自分で書いた文章の同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-12-10 06:01:41 / Last modified on 2013-12-10 06:01:42 Copyright: Default

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